中村ゆりさんが、月10ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』で共演する草彅剛さんの印象を語りました。

『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』は、シングルファザーで遺品整理人の鳥飼樹(とりがい・いつき/草彅)が、遺品整理会社の仲間たちとともに、ときに孤独死した人の特殊清掃や遺品整理、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、ヒューマンドラマ。同時に、せつない大人の恋も描かれるラブストーリーでもあります。

中村さんが演じるのは、手広く事業を展開する御厨ホールディングス次期社長・御厨利人(みくりや・りひと/要潤)の妻で絵本作家の御厨真琴(みくりや・まこと)。裕福な夫の家の価値観になじめないなど自分の居場所がないなかで樹と出会い、やがてひかれ合うという役どころです。

めざましmediaは、中村さんにインタビュー。ドラマへの意気込みと見どころを聞きました。

『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』ポスタービジュアル

絵本作家を演じる中村ゆり「物語が進んでいくなかでのフックになるように大事にしていきたい」

――真琴という人物をどのように捉えていますか?

真琴は、幸せになりたくて一生懸命生きている女性なんですけど、不器用で自分軸での幸せの見つけ方がうまくない人なのかな、と。

結婚もしているし、やりたい仕事もしているのだけど、自分なりの軸をまだ見つけられていない、そんななかで樹さんと出会います。樹さんが次第に自分自身を見せられる存在になり、真琴は本当の幸せは何なのかと向き合い、成長して自分なりの幸せを見つけていくのではないかと思っています。

――絵本作家を演じるうえで心がけていることはありますか?

真琴は、人に流されやすいというか、人から言われた言葉の影響を受けやすいところがあります。そんな彼女にとって、絵本をかくことが唯一と言っていいほど自分から生み出るものであり、主張だと思います。

真琴には絵本をかくことがとても重要で、演じるにあたっては物語が進んでいくなかでのフックになるように大事にしていきたいです。

『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』より