2024年10月12日、前人未到だったネパールのヒマラヤ山脈・プンギ峰の登頂に成功し、喜びを爆発させる5人の若者たち。
「初登頂!プンギ、6524メートル!」「初登頂~!」
実は彼ら、日本の大学生たちで、別々の大学山岳部に所属する5人です。
プンギ峰は、2022年の秋、日本の別の登山隊が初登頂に挑みましたが、途中で断念していました。
高山病や凍傷に苦しみながらも、未知なる頂にたどり着いた5人。
「めざまし8」は、そんな5人から話を聞きました。
立教大学 横道文哉さん:
夢みたいではないですけれども、これって本当なのかなみたいな。まさか自分がその未踏峰を登頂することができるなんてっていう感動。
青山学院大学 井之上巧磨さん:
僕たちが最初にそこに行くっていう、そのフレーズというか言葉に引かれる部分も大きくて、それが原動力の1つになってたりします。
立教大学 中沢将大さん:
ネパール着いてからお腹を壊したり、高山病の症状も酷かったりしてつらい時間が登頂まであったんですけど、それを乗り越えて登頂できた瞬間はうれしかった。
中央大学 芹沢太陽さん:
5人の中で唯一1学年下の3年生なんですけど、3年前に海外登山に挑戦するっていうのを1つの目標に山岳部に入ったっていうのもあって、登頂の瞬間はまず第一にうれしいっていう感情がばーっと湧き上がってきた。
東京大学 尾高涼哉さん:
率直に言えば山頂に立ったことはうれしいんですけども、それ以上に下山が大変でして、
何時間もかかったり、危ない場所が多いっていうのもわかってたので、そこの面ではまだ気が抜けないというか、緊張した気持ちっていうのは残っていた。
青山学院大学 井之上巧磨さん:
未踏峰の難しさとして、今まで誰も行ったことがないっていうところがあって、それを手探りながら自分たちでルート開拓して、山頂を目指す必要がありました。
ずっと不安を抱えながら登ってる中で、山頂を踏めた時は今まで通ってきた道は正しかったっていうのと、みんな4年間この未踏峰を目標にやってきたので、僕たちのこの4年間は間違っていなかったのかなって、うれしかったのを覚えています。とにかくすごいうれしいです。
(『めざまし8』2024年10月24日放送より)