2020年にリリースした『香水』が大ヒット、その年の紅白にも出場を果たしたシンガー・ソングライターの瑛人さん(28)。

現在は、「歌手」と「海の家」の“二足のわらじ”生活を送っているという話を聞き、『サン!シャイン』は、神奈川・逗子海岸の海の家で働く瑛人さんを取材。

見えてきたのは、新たな“歌手・瑛人”の姿でした。

つらいことも楽しいことも「海の家」生活

2024年の夏から、逗子海岸にある海の家「弥栄」で働いているという瑛人さん。
まずはオープン前に砂浜にパラソルを立てます。

開店前の料理の仕込みなども、瑛人さんが行います。開店準備が終わると、お客さんの呼び込みを開始。

瑛人「お姉さんたちもう、海の家決まってるんですか?」

観光客「やばい、ドルガバのにおいする」

瑛人「本当?今日なんもつけてないよ。また、後で遊びに来てね~」

お客さんにいじられながら、笑い合います。
海の家で働き始めたばかりのころは、本人だと信じてもらえなかったり、目の前にいるのに気づかれないなんてこともあったそうで…。

瑛人:
(呼び込みしていたら)「この店って瑛人いるらしいよ」とかって言って歩いてるの、俺が呼び込みしてるのに?みたいなこともあったり(笑)

『香水』のヒットから5年。歌手をしながら、海の家で働くきっかけは、若い頃、お世話になったバイト先のオーナーに誘われたからだといいます。
歌手とは全く違う仕事をすることに、戸惑いはなかったのでしょうか?

瑛人:
いや、いっぱいありますよ、つらいことは。もう海の家なんて。
去年なんて、「もう嫌だ!」って何回思ったことか。最初はすごい大変でしたけど、だんだん…大変と楽しいを混ぜてきて、もっと楽しくなっていくと思っています!
楽しいに変えていきますね、自分は。

今では、海の家での仕事が、“歌手・瑛人”を引き上げてくれるといいます。

瑛人:
やっぱ、こう…いろんな人と関われるし、改めて。
音楽が恋しくなるんですよね。で、また曲を作ったり、初体験なことをなんでもありにできるようになれば、将来的にも、もっと良くなるんじゃないか。で、それが曲にもなるんじゃないか。

「サンセットライブ」で魅了…秋からは全国ツアーも

夕暮れ時になると、歌手・瑛人の時間。海の家で不定期に行われる「サンセットライブ」が始まります。

海岸に響き渡る歌声に、訪れた人たちはうっとりと聞き惚れます。

観光客:
すごく素直なところが。もう全然飾らない、そのまま素直なところが大好きです。

観光客:
すごくピュアな感じ。みんながなくしているところを、ちゃんと持って育ってきているみたいな。うん、すごい…すごいと思います、本当に。

海の家の営業は8月いっぱいで終了、来年の夏までお休みです。この夏の経験を胸に、秋からは全国ツアーを行う予定の瑛人さん。

瑛人:
なんかいろいろと…完璧な大人じゃなくて。
まぁ、ちゃんと満足して「楽しいぜ!もっと楽しいぜ!」って今よりも言える。明日、明後日、1年後、10年後、20年後、それを積み重ねていきたいです。

(『サン!シャイン』 2025年8月29日放送より)