日本時間2月22日に行われた、フィギュアスケートエキシビション。しのぎを削ったスターたちが、一夜限りの共演で世界中を魅了しました。
男子シングル金メダリスト、ミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)は映画「カンフー・パンダ」の演目でパンダの姿に。演技後には、ジャッキー・チェンさんがサプライズ登場するなど、会場は大盛り上がり。
「チャック閉め忘れ」ハプニング!?
ひときわ会場を沸かせたのは、ペアで日本初の金メダルを獲得した、りくりゅうペア。
しかし、思わぬハプニングが…。
三浦璃来選手:
実は後ろのチャックを閉め忘れていて、龍一くんが気づいてくれて、真ん中で踊るパートの時に後ろで上げてもらいました(笑)
そんなハプニングさえも歓声に変え、ダイナミックな演技でこの大会を締めくくりました。
フレッシュな演技で17歳が世界中を魅了
真っ赤な衣装で現れたのは、日本フィギュア史上最年少メダリストとなる銅メダルを獲得した中井亜美選手。
彗星のごとく現れた17歳のニュースターは、フレッシュな演技で世界中を魅了しました。
実況「今大会でおそらく世界のフィギュアスケートファンにこの中井のチャーミングさが届いたのではないかと思います」
解説「またきょうでファンが増えそうですね(笑)」
中井亜美選手:
予想をはるかに超える結果と演技をこの舞台でできたっていうことが本当にうれしくて、メダルを獲得することもそうですし、この舞台で自分らしさを発揮することができたことが本当に幸せでした。
五輪に別れを告げる“感謝の舞”
坂本花織選手(25)は、3度出場したオリンピックに別れを告げるラストダンスとなりました。
現役生活の中で忘れられないという振り付けをいくつも盛り込み、夢中で踊った“感謝の舞”。磨き上げてきた表現力で魅了しました。
坂本花織選手:
本当に楽しかったり、うれしかったり、苦しかったり、悲しかったりっていうのはあったんですけども、それも全部経験できてすごく充実したオリンピックだなと思いました。
フィナーレの後には、恒例となっている“セルフィータイム”。坂本選手が中心となって全員で“自撮り”をする場面も。
最後は、りくりゅうペアと3人で氷上のオリンピックのマークに触れ、この夢の舞台に別れを告げました。
坂本選手 チーム盛り上げる“お姉さん”
日本勢が金メダル1つ、銀メダル3つ、銅メダル2つと大活躍を見せたフィギュアスケート。その裏側に迫ります。
松村未央アナウンサー:
今大会、なんと言っても、チームを引っ張っていたのが25歳の坂本花織選手。率先してチームを盛り上げている姿がとても印象的でした。
女子シングル4位となり、涙を流す千葉百音選手(20)を坂本選手が優しく抱きしめる姿も。
表彰式では優勝したアリサ・リウ選手(20・アメリカ)のメダルストラップに大会マスコットのぬいぐるみを引っかけてあげる場面も見られました。
谷原章介キャスター:
今回、日本チームだけじゃなくて、フィギュアの選手たちの国を超えた仲の良さがすごく伝わってきたし、自分が1位だったとしても、そのあとの選手を全力で応援している姿がキス・アンド・クライのところですごく印象的でしたね。
アメリカの“アンバー姉さん”もSNSで話題に
アメリカチームにも“お姉さん的存在”がいました。
エキシビション終了後に、坂本選手が自撮りで集合写真を撮影していたのですが…この時、坂本選手がカメラを準備している後ろで、「みんなもっと近くに寄って」と言わんばかりに、指示を出していたのは、アメリカのアンバー・グレン選手(26)。
この様子に、SNSでは「仕切りのうまいアンバー姐さん」「アンバー姉の号令でかおりセルフィー」など、日米2人の“お姉さん”に注目が集まりました。
今大会では、ショートプログラム13位でしたが、フリーで3位の成績をたたき出し、最終的には5位まで巻き返したアンバー選手。
4位に終わり悔し涙を流す千葉百音選手を隣で励まし続けたり…金メダルを逃し、号泣する坂本花織選手に近づこうとするカメラマンを制止して、坂本選手を守ったとも話題にもなりました。
さらに、銅メダルが決まり、大喜びの中井亜美選手に、金メダルに輝いたアリサ・リウ選手(アメリカ)が駆け寄り、抱きしめる感動的なシーンもありましたが…実は、アリサ選手の手を取り、立つようにうながしたのが、アンバー選手だったのです。彼女はその後、アリサ選手と中井選手がハグするのを温かく見守っていました。
佐々木恭子キャスター:
今まで、こういうのってありました?国境を超えてお互いがリスペクトを…
谷原章介キャスター:
多少はあったと思うんですけど、ここまではなかった気がしますよね。
石戸諭氏:
やっぱり人格者なんですよねみんな。スポーツをやってるっていうだけじゃなくて。フィギュア界全体いい雰囲気なんでしょうね今見ると。日本チームもいいなと思ったけど、日本チームだけじゃなくて、いろんな人たちが支え合っていこうぜというふうに盛り上げてるのはいいことですね。
谷原章介キャスター:
競技者としての仲間感というか、ファミリー感を感じますよね。
(『サン!シャイン』2026年2月23日放送より)
