<試写室>『バントマン』第3話
主人公・大翔(鈴木伸之)の一人息子である、あの愛らしい直斗くん(小山蒼海)…。あの子は…あの子は、いったい、何者なのでしょうか?だってね。あの子はね…逸材ですよ!!(急に)
いやマジで、だって、前回までは、僕もさしてそこまでは気にせず(おい!)、その愛らしい、お父さん思いの、直斗くん…ってだけで、彼の魅力のほんの一握りしか知ることができなかった、いや、僕がちっとも見ようとしていなかったんだけど、今回、序盤に披露される、大翔との親子キャッチボールでの投球フォームの美しさですよ。
中日ドラゴンズのスカウト部のみなさん!!あの子、逸材ですよ!!
もう、ホントに、美しいのなんの。子どもなんだから当然なんだけど、あんなに小さなボディだっていうのに、全身を使ったダイナミックな投球フォームで、フォームだけなら“ものまね”できたとしても、投げられた球の力強さたるや。
あの子、マジの、本気で、本物の、逸材ですよ。中日ドラゴンズのスカウト部のみなさん!あの子、逸材ですよ!早急に、いますぐ、テアトルアカデミーさん(蒼海くんの子役プロダクション)に連絡してください!!
いやだけど、直斗を演じる小山蒼海くんにはもう一つ、テレビドラマオタク兼中日ドラゴンズファンの僕から、心から御礼を言いたいことがあるのです。
美しい投球フォームと力強い球筋を拝めて、おじさんは眼福♡ってのはもちろんのこと(きもいよ)…前回の第3話予告でネタバレしてた、それ見たドラゴンズファン全員が共感した、櫻田誠一郎(坂東彌十郎)のセリフ…「祖父江選手が好きな子に、悪い子はいません!」っていう、あのセリフにつながる、祖父江大輔投手の、投球フォームを、直斗くんが再現して見せるのだけど、それがもう、さっきも言ったように、あまりに美しい。
ってのはそうなんだけど、僕、いつも祖父江投手は、顔面しか目がいかなくて(おい!)、いやだって、前に祖父江投手はなぜこんなに抑えられるんでしょう?って、実況の人が解説者に聞いたとき「顔です!!☆」ってドヤってたくらい、祖父江投手といえば、顔面!!なんです。(ピンとこない方は、“眼光ビーム”で検索)
だから、投球フォームまでは、ちっとも目が行かなかったわけなんだけど、祖父江投手って、こんなにも美しいフォームだったんですね…直斗くんのそれは、体格も顔もまったく違うのに、ちゃーんと祖父江投手に見える。
祖父江投手のフォームにちゃんとなっている。そして美しい。それってつまりは、祖父江投手の投球フォームが美しいってこと。だから、祖父江投手が、2020年に、最優秀中継ぎのタイトルを獲得したほどに、どんなバッターでも抑えられる、その要因は顔面!!なのはもちろんのこと、あの美しいフォームに起因していたんですね(今さら)。
それに気づかせてくれた、直斗演じる蒼海くん!ありがとう。つい調べちゃったけど、やっぱり特技は野球って書いてあったね…。これからも、役者も野球も、どっちも、頑張ってね!!