きっとあなたも直斗くんの父への思いに涙…する!はず!
おっと、ここまで、直斗くんと祖父江投手の賛辞だけで埋め尽くしてしまいましが、本当はそういうことを言いたかったんじゃないの(嘘つけ)。
その、ドラゴンズファン全員が共感してしまうほどのキャッチーワード…「祖父江選手が好きな子に、悪い子はいません!」という、あのセリフは、ファン心理を利用した、あざといセリフではないのです。その真の意味が、後半に語られることで、きっとあなたも直斗くんの父への思いに涙…する!はず!乞うご期待!!
っというわけで、前回の第2話、素晴らしかったですね(早く第3話の紹介しろ!)。
いやだって、この『バントマン』というドラマ、超大企業(ITからエンタメ、アパレルまで手がける)の、大の野球好きでもある社長・櫻田誠一郎が、社員の幸福を追求するために、自らが犠牲=バントマンとなって暗躍する、究極の福利厚生を実現するというあらすじ。
で、その究極の福利厚生の一端が明らかとなった、前回のエピソードってのが、夫も小さい子どももいるけど、脚本家の夢が諦めきれない!だから、直近のシナリオコンクールに応募したい!という、とてつもない地味案件(おい!)。
うん、で、その、地味、から読みとれるのは、そんなとこまで気にしてバントマンは出動しちゃうわけ??っていう“そもそも”と、シナリオコンクールに応募するって、勝手にすればいいんじゃね?っていうか、そんなエピソードでどう盛り上げんの?(上から…申し訳ございません)という“根本”。
いやー、だけど、前回見た人はもちろんご存じ。この『バントマン』ときたら、そんな社員の家庭の事情にまで、首を突っ込んで、幸福をもたらすことこそが、究極の福利厚生だし、シナリオコンクール応募!ってのも、大翔がなんでか坂元裕二先生(『東京ラブストーリー』~『大豆田とわ子と三人の元夫』の脚本家)とお友だちで…っていう、まさかの、そんな坂元裕二先生まで持ち出すディテールによって、彼女の夢への活力と、何より仕事のモチベーションを最大に上げていく…うん、そう、大きく掲げた、究極の福利厚生!ってのに、とんでもない説得力をもたらしていく!!
地味だしどうすんの?っていう“そもそも”と“根本”を見事にひっくり返していく巧みな構成――!!