<加藤シゲアキ コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

タイトルからもわかる通り、「水上警察」という視点が、実は今までなかったんじゃないかなと思いました。警察モノの中で、水上というものに特化したストーリーの中に参加できるということに、純粋にワクワクしました。

――台本を読んだ印象は?

水上で繰り広げられる警察ドラマということで、台本の時点ですごくスケールが大きくて、「本当にこれを撮影できるんだろうか」「台本としてはすごく面白いけど、どうやって撮影するんだろう?」と、びっくりするくらいでした。

撮影はだいぶ進んできているのですが、「事件が実際に起きた場合にこうなるのかな」と思うくらい、本当に忠実な撮影ができていて、特に船でのチェイスは日本のドラマではあまり見たことがないのではないか思います。

物語として、事件の真相を追うのもすごく面白いので、台本を読んでいるときから胸が熱くなりましたし、撮影をしているなかでも、台本を読んでいるときの印象をそのまま感じられているので、できあがりが本当に楽しみです。

――加藤さん演じる、日下部というキャラクターについて教えてください。

日下部は上昇志向が強くて、本部から水上警察署に異動になるんですけど、それ自体もすごく不服ですし、そこで出会った碇係長に対して、解せない部分もたくさんあって、水と油みたいな関係性です。

そういう対照的な2人のキャラクター像もすごく魅力的ですし、出世命のエリートである日下部がドラマを通してどう変化していくのか、僕自身すごく楽しみにしています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

『新東京水上警察』は、今までありそうでなかった水上に特化した警察署の物語で、本格的な撮影だったり、カーチェイスならぬシーチェイスなど、これまで日本のドラマでは見たことがないようなシーンがたくさんあります。

それぞれのキャラクターも愛せるのではないかと思いますし、先が気になる作品になっているかと思いますので、ぜひ楽しみにしてください!