火9ドラマ『新東京水上警察』は、日本の連続ドラマ史上初の「水上警察」を題材に、水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。
「東京水上警察署」は2008年まで実在した署で、現在は「東京湾岸警察署・水上安全課」で一つの課となって存在。本作では、そんな水上警察が「東京水上警察署」として、再び一つの署となって復活。東京の海や川で起きるあらゆるジャンルの事件に挑む様子が描かれます。
2025年10月14日(火)に放送される第2話のあらすじを紹介します。
『新東京水上警察』第2話
東京湾唯一の人工無人島・第六台場で、銃殺され半ば白骨化した遺体が発見された。
遺体は、介護施設「キズナオーシャン豊洲」の入居者で、資産家の服部義光のもの。水上警察署の碇拓真(佐藤隆太)や日下部峻(加藤シゲアキ)は、容疑者として同施設の介護職員だった三上慎吾(松本怜生)の行方を追い、小型船で逃亡を図ろうとする三上を追い詰めた。
だがそこで、三上は小型船に同乗していた田淵響(山崎裕太)に拳銃で撃たれ、海に落ちてしまう。
田淵は、薬物の密輸船を狙った強盗グループの主犯格として碇が以前からマークしていた男で、台場周辺で暴れ回っていた暴走族「湾岸ウォリアーズ」の元メンバーでもあった。湾岸ウォリアーズのメンバーは、総長・黒木謙一(柿澤勇人)を崇拝し、舞台を陸から海に移していまも活動を続けているという。
碇と日下部は、一命を取り留めた三上に会いに行く。だが三上は、何も答えようとはしない。三上に寄り添い、何とか話を聞こうとする日下部。三上は、そんな日下部を信頼し、服部は自殺だと明かした。
田淵の行方を問われた三上は「観閲式の日…」と言いかけるが、そこに湾岸署の和田毅(谷田歩)たちが現れ、三上の身柄の引き渡しを要求して日下部を病室から追い出してしまう。
日下部から報告を受けた碇は、毎週水曜日にキズナオーシャンの入居者が毒殺されているという事件の捜査にシフトするが…。