夏の風物詩、線香花火を垂直に持つのは「あり」なのか、「なし」なのか、創業約100年の花火メーカー、オンダ花火部の柴田英俊さんに聞きました!

線香花火を真っすぐ垂直に持つのは あり?なし?創業約100年の花火メーカーに聞いた“正解”

オンダ花火部 柴田英俊:
なしです。
斜め45度に向けて遊んだ方が長く遊ぶことができるからです。
火球が真下に向けたときよりも斜め45度にした方が接地面が増えるため長く持ちます。

実際に【垂直】と【斜め】で同時に火をつけて検証したところ…

【垂直】は21秒で火球が落下。

一方、【斜め】は、24秒まで持ちました。

合計6回実験した結果、平均タイムは【垂直】が26秒、【斜め】が30秒となり、やはり【斜め】の方が長く楽しめるようです。

メーカーによると、線香花火の先端をすこし捻じると、火薬がまとまり紙の強度も増すので長く楽しめるということです。