藤木直人さん主演、新水10ドラマ『最後の鑑定人』。

同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。

2018年、『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞(現『小説 野性時代 新人賞』)を受賞した、小説家・岩井圭也さんの同名小説が原作です。

藤木さんが孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を演じ、土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石麻衣さんが、土門の過去を知る科警研研究官・尾藤宏香(びとう・ひろか)を松雪泰子さんが演じます。

このたび、第2話に出演する、恒松祐里さんのシーン写真、コメントが到着しました。

メディアや世間からは“遺産狙い”の犯行だと揶揄される若妻

恒松祐里さんが演じるのは、夫を銃殺した容疑をかけられる人物。夫が資産家で歳の差夫婦だったことからメディアや世間からは“遺産狙い”の犯行だと揶揄(やゆ)され、自身も「夫に頼まれて殺した」と訴えるなど、複雑な事情を抱えている役どころです。

第2話では、資産家の戸部庸三(中村シユン)が銃殺される事件が発生。当初は年の離れた妻・佐枝子(恒松)による遺産目当ての犯行と疑われましたが、本人は被害者から頼まれて殺したと“承諾殺人”を主張。センセーショナルな事件としてワイドショーでも多く取り上げられます。

事件の弁護を担当することになった相田直樹(迫田孝也)は、“承諾殺人”を立証するため「被告人の“躊躇(ちゅうちょ)”を証明してほしい」と、土門に鑑定の協力を依頼。

庸三は自宅の書斎で死亡しており、手には拳銃が握られていました。二発の銃声を聞いて書斎にかけつけた佐枝子が警察に通報。警察は自殺の線で捜査していましたが、佐枝子の手と衣服から射撃残渣(ほぼ確実に銃を撃った証拠)が検出されたことで状況は一変。

佐枝子の主張通り、庸三の希望による承諾殺人なのか、それとも何かほかの事情があるのか…。土門の科学捜査が事件の真相に挑みます。

『最後の鑑定人』第2話は、7月16日22時20分より、フジテレビで放送されます。