藤木直人さん主演、新水10ドラマ『最後の鑑定人』。
同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。
2018年、『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞(現『小説 野性時代 新人賞』)を受賞した、小説家・岩井圭也さんの同名小説が原作です。
藤木さんが孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を演じ、土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石麻衣さんが、土門の過去を知る科警研研究官・尾藤宏香(びとう・ひろか)を松雪泰子さんが演じます。
このたび、初回の“犯人”を演じた葉山奨之さんの場面写真が公開、コメントが到着しました。
海から引き上げられた水没車から身元不明の白骨化遺体が発見
第1話では、海から引き上げられた水没車から身元不明の白骨化遺体が発見される事件が発生。
車内の残留物から、神奈川県警は12年前に発生した強盗殺人事件に関連していると推察。しかし、手がかりが少ないこともあって捜査は行き詰まり、科捜研の鑑定結果からも突破口を見いだせずにいました。
捜査員たちに諦めムードが漂うなか、県警はかつて科捜研で“最後の鑑定人”という異名で呼ばれていた土門(藤木)に科学鑑定を依頼することに。土門は遺体の骨や、当時の事件現場の監視カメラ映像、引き上げられた水没車に付着したものなどわずかな関連物から科学捜査を展開。
土門の卓越した鑑定技術に加え、科警研(科学警察研究所)の協力もあり、何とか白骨化遺体の身元を特定。その人物の関係者として渡部紀明(わたべ・のりあき/葉山)が捜査線に浮上しますが、渡部は黙秘を貫きます。しかし、人の仕草で嘘を見抜くことができる高倉(白石)は、渡部の表情やそぶりに疑念を持ちます。そこで土門は、ポリグラフ検査(被験者の生理反応を測定する検査)で“ある質問”を仕掛け、渡部の反応をうかがおうとしますが…。
今回公開されたのは、渡部紀明(葉山)が事件の重要参考人としてポリグラフ検査を実施している場面。検査器具で固定され、主人公の土門に追い詰められる緊迫感あるシーンです。


葉山さんのフジ連ドラへの出演は、『いちばんすきな花』(2023年)以来、約2年ぶりのこと。藤木さんとは、今作で初共演となりました。
『最後の鑑定人』第2話は、7月16日(水)22時20分より、フジテレビで放送されます。