数日後、人見は数人の社員たちとともに小笠原社長の自宅を訪れた。
小笠原社長の書斎から“秘宝”を持ち出そうとするが、見つけることができず失敗する人見。だが同時に、小笠原社長が情に厚く仲間思いであること、誰よりも日の出鉛筆を愛していることを知る。

小笠原(小野武彦)の思いを知った人見(松田元太)はまさかの行動に!
別の日、人見は堂前の墓参りをしていた里井常務に会いに行く。そこで人見は、小笠原社長を助けてほしいと里井常務に頼み込んだ。
このままではダメだと分かっていても変われないでいる小笠原社長を、何とかしてあげたいという。
人見の思いを受け、小笠原社長に会いに行った里井常務は、改めて社員向けに説明会の開催を提案。社員は家族だと言うのなら今の家族と向き合ってほしい、と訴えた。
すると小笠原社長は、社員を集めるよう指示し、「ノーサイドだ」といって里井常務に握手を求め…。
社員説明会の日、壇上に上がった小笠原社長は、社員たちに迷惑をかけ、業務にも悪影響を及ぼしてしまったことを謝罪。
続けて、代表取締役社長の座を退くと宣言し、最後の仕事として後継者を紹介する。小笠原社長が指名した後継者とは、人見で…。
