<田中みな実 コメント>
――台本を読んだ印象は?
キュンキュンするようなラブストーリーを想像していたら、いい意味で裏切られました。偏見、学習障害、それぞれの正義、不器用でへたくそな恋…。セリフのかけ合いも絶妙です。現在、絶賛撮影中なのですが、先を知りたくて、新しい台本がくるのを今か今かと心待ちにしています。
――田中さん演じる百々子について教えてください。
芯の通った女性。
客観性があり、的確、男勝り。
大切な友人、愛実のこととなると少し熱くなってしまう一面も。
人間らしくて、個人的にとても好きなキャラクターです。『あなたがしてくれなくても』でもご一緒した西谷監督からは、「見たことのない田中みな実が見たい」とご相談いただきました。リハーサルでは細かな所作や表情まで「もっとボーイッシュに」と指摘されることが多かったです。
――初共演となる親友役の木村文乃さんの印象は?
真面目でしっかり者という印象を勝手ながら抱いていたのですが、実際にご一緒して時間をともにしていると、柔らかで穏やかな空気感に癒されっぱなしです。
文乃さんが演じられる“愛実”同様、守ってあげたくなる可憐(かれん)さと、隙が、たまらなくチャーミングです。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
クランクイン前にホストクラブのシーンのリハーサルを何度か重ねたのですが、当初ラウールくんのピュアさが漏れ出てしまって、なかなか手慣れたホストには見えなくて。
ところが、撮影当日を迎えると、そこには歌舞伎町のホスト、カヲルちゃんの姿がありました。見どころは、ずばり、ホスト・ラウールくんです!ご期待ください。