誠の“古い価値観”は、仕事中にも現れていました。誠は「お茶は女性が淹れてくれた方がおいしいだろう」という偏見を会社の部下にも押し付け、会社でも疎まれている存在で…

「お茶くみは女性」「休暇中もトラブル対応」昭和脳サラリーマン

担当者の部下が休暇の日に、仕事でトラブルが起こった際にも、「自分が若い頃は三が日で帰省中にトラブルが起こったときも、出社して夜中まで対応した」と、先輩に教わった昔の価値観を当たり前だと思っていました。

大事な家族のために会社でもアップデートを目指す誠ですが、部下を飲みに誘っても各々自分の時間を過ごしたいと断られてしまうなど、“若者の現代の価値観”を理解するのに苦労。

ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第1話より

そんな時、かつての自分より昭和の価値観に凝り固まった先輩・古池(渡辺哲)が職場に現れました。尊敬すべき粘りと根性は持っているものの、それを台無しにするほどのパワハラ・セクハラ発言の連続。

そんな古池に対して、誠は「自分たちの言動によって傷つけてしまった人たちへ謝罪の意味も込めて変わらなければならない」と説き、一緒にアップデートに勤しむことに。

部下のメンズブラを受け入れ、褒めるべきところはきちんと褒める、着実にアップデートへの階段を登る誠は、部下からの信頼を得て関係性も大きく変わっていきました。

誠がアップデートするにつれて、家族とも部下ともどんどん関係性が変わり、愛されるおじさんへ。

映画では、誠が周囲の支えを受けながら、かつて自分の言動によって傷つけた部下と向き合うことに。“おっパン”ファミリーが総登場し、新たなアップデートに挑むオリジナルストーリーが展開されます。