<紺野まひる コメント>

芳根京子さんのお母さん役がうれしかったです。そして台本を拝見し、なつ美と瀧昌のやりとりが、現代の時間の進み方とはまったく違い、ゆっくりと丁寧でした。改めて、自分自身の時間の使い方や過ごし方を考えました。

私が演じるさつきは、なつ美と似ていて、おっちょこちょいな部分があります。このお母さんあってこそ、四姉妹の性格ができあがったのだと思います。また、三種の神器…携帯(電話)もない時代。今と比べると不便ではあったでしょうが、とても幸せな時間が流れている時代だったのではと感じました。

実際に撮影に入ってみて、家族そろって食事をするシーンや着物での生活は、動きが自然と丁寧になりました。そして、芳根京子さんとは初共演でワクワクしました。食事や家族で相談する場面など、私は“大家族”に小さいころから憧れがあったので、とにかくうれしくて楽しいです。

ぜひ携帯を別の部屋に置いて、毎週楽しんで見ていただきたいです。携帯で見られる方は、携帯に触れる時間を控えめにして画面に集中してください(笑)。

私は、母・さつきとして、なつ美と瀧昌の今後を温かく見守り続け、そして視聴者のみなさんと一緒に2人を応援していきたいです。よろしくお願いします。