<高橋努 コメント>

まずは見たことない程のピュアさに感銘し、時代背景の切り取り方が面白く勉強になりました。また、7年ぶりの木曜劇場、とても光栄に思いましたし、スタッフのみなさまとの再会が有り難く楽しみです。

この時代ということと、四姉妹の父親像とは?と常々考えております。娘を嫁がせるたびに、実はとてつもなく寂しかったのではないかと思っています。

また、衣装合わせのとき、衣装さんにカッコイイ服を選んでいただいたおかげで「あ、なかなか似合うじゃん!」と思いましたが、必死にしかめっ面をして隠しました。そして、芳根京子さんとは以前にも共演したことがあり、「京子ちゃんの父親かい!」という驚きと喜び、そして不安を感じました。遺伝子的に、私からこんな美人四姉妹が…と思いましたが、母親が紺野まひるさんで安心しました。

見ていると心が洗われるといいますか、どこかに置いてきてしまった感情を呼び戻せるような作品になればいいなと思っています。少しでも作品のスパイスになれるよう、関谷篤三、張りきって頑張ります。