<役どころ紹介>

高橋努さんが演じるのは、なつ美の父・篤三(とくぞう)。

物流系の会社で社長を務め、仕事人間で合理主義者。学問は一生の財産であると考え、四姉妹全員を女学校へ入れます。表にはなかなか見せませんが、とても家族思いで、江端家に嫁入りしたなつ美の事を内心、心配しています。

高橋さんは、芳根さんとは『それってパクリじゃないですか?』(2023年/日本テレビ)以来、約2年ぶりの共演。木曜劇場への出演は、『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(2018年)以来、約7年ぶりとなります。

関谷篤三(高橋努)

紺野まひるさんが演じるのは、なつ美の母・さつき。

やさしくておっとりとした性格の持ち主で、家族間のクッション的存在。なつ美以上の天然なので、長女のはる江や次女のあき奈が時折カバーしてきましたが、さつき本人は気づいていません。

紺野さんは、芳根さんとは本作で初共演となります。

関谷さつき(紺野まひる)

森カンナさんが演じるのは、なつ美の姉で関谷(せきや)家の長女・はる江。

頭が良く、女学校卒業後は父の会社を手伝い、事務や経理全般を任せられていました。父のすすめで結婚し婿をとり、現在は双子の娘を育てる2児の母。しっかり者で面倒見がよい人物です。

森さんと芳根さんは、『まどか26歳、研修医やってます!』(2025年/TBS)に続き、2クール連続での共演。森さんが木曜劇場に出演するのは、『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(2019年)以来、約6年ぶりとなります。

関谷はる江(森カンナ)

咲妃みゆさんが演じるのは、なつ美の姉で関谷家の次女・あき奈。

女学校を卒業後、当時の流行の発信地ともいえる百貨店の店員をしていました。結婚を機に仕事を辞めてしまいますが、今でもオシャレ好きで、妹たちを着飾るのが好き。

咲妃さんは、2010年に宝塚歌劇団に入団後、数々の作品でヒロインを務め人気を博しました。退団後は、2018年放送の『越路吹雪物語』(テレビ朝日系)でテレビドラマ初出演となり、その後、ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍しています。

咲妃さんは、主演の芳根さん、宝塚歌劇団の先輩でもあり、母親役の紺野さんと初共演。フジテレビ制作のドラマ初出演となります。

関谷あき奈(咲妃みゆ)

小川彩さんが演じるのは、なつ美の妹で関谷家の末っ子・ふゆ子。

女学校に通う学生で、天真らんまん。思ったことをすぐ口に出してしまうこともありますが、明るい性格で友だちも多く、頼られる存在。しかし、家では甘えん坊な一面も。なつ美の幼なじみ・瀬田準太郎(せた・じゅんたろう/小宮璃央)のことをいつも頼りにしていて…。

小川さんは、アイドルグループ・乃木坂46に所属し、5期生の最年少メンバー。乃木坂46(5期生)が出演した『古書堂ものがたり』(2023年/映像配信サービス「Lemino」「ひかりTV」)で演技初挑戦。その後、舞台『乃木坂46“5期生”版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』でセーラーマーキュリー/水野亜美役を務めました。

小川さんは本作で初めて地上波のドラマに出演します。

関谷ふゆ子(小川彩)