一方、真野は、植木の部下・葉山駿(村越亮太)に呼び止められる。

葉山によれば、植木は今回のリニューアル案に関してチームの部下に仕事を振らず、ほとんどすべてを自分1人で進めているという。

真野は、植木を支えたいと寂しそうに話す葉山に同情を覚えていた。

植木(珠城りょう)は夫とギクシャクしていると知り人見(松田元太)は…

そんな折、恐れていた出来事が起きる。植木が仕事中に倒れ、病院に収容されたのだ。

収容先の病院へ向かった人見と真野は、そこで植木の夫・憲司(伊藤圭太)に出会う。

そこで憲司は、労基に通報したのは自分だと人見たちに打ち明けた。妻のことが心配だったのだという。

それを知った植木は、憲司に怒りをぶつけた。

実は夫妻は不妊治療を続けていたが、あるとき、医師と今後の治療方針を話し合うために病院にいた植木は会社から急に呼び出された。

植木は「このプロジェクトには私がいないといけない」と憲司に言って会社に戻ろうとするが、憲司は「僕たちのことは?そうじゃないのか?」と言って彼女を引き止めたのだ。

結果、そのプロジェクトは他の社員の手柄になってしまい、夫婦の間に亀裂が入ったらしい。

憲司は、妻に仕事を辞めてほしいわけではなく、元気でいてほしいと願っている。話を聞いた人見は、憲司の気持ちを伝えるいい考えがある、と言い出し…。