<濱津隆之 コメント>

重く沈み込みがちな場面の多い作品でしたが、みなさんのもれなく素敵な人柄と空気感で毎日楽しい現場でした。ありがとうございました。とても居心地の良い、本当に素敵な座組だったなぁ、と勝手ながらに一方的に改めて感じています。
人が心に持っている善と悪の、その奥にある言葉にできないものが、この作品にはたくさん滲(にじ)んでいて、その僅(わず)かなものを感じて何かを思うのが人の心で、何も思わないのもやっぱりそれも、ちゃんと人の心なんだと思います。
そんなふうに見ていただけましたら幸いです。