<阿佐辰美 コメント>

密度が濃く、すごいスピードで終わった感覚です。人の生死を取り扱う作品ではありますが、キャストのみなさん、スタッフのみなさんがとても気さくで、撮影期間は勉強になることばかりですごく楽しかったです。
MRIを通して脳を映像化するという非現実的な設定を、チームのみなさん全体でしっかり伝えられるように、そして世界観に入り込んでいただけるようにと全員が日々考え続けている、そんな現場だった印象です。
このような現場に参加させていただけたこと、本当に光栄でした。物語は終盤戦にさしかかっていますが、ここからさらに目が離せない内容になっています。
僕自身、現場で涙を流してしまうくらい辛い内容もありましたが、その分とてつもなく大きい愛を感じることができると思います。第九の皆を最後まで見届けていただければ、うれしいです。