自分の命がもうわずかだと考えたえみちゃんは、最後に雅弘を一目見ようと大島家を訪れていた。

その理由は、えみちゃんの住んでいるサービス付き高齢者向け住宅“アストラ”の中にある「終の部屋」が原因だという。

話を聞くと、203号室の住人が亡くなり、次に303号室、そして403号室と、次々に死者を出していて、死因はすべて心不全で事件性はなし。

亡くなる前は全員元気だったというが、「天女の呪い」のせいで○○3号室の住人が亡くなっていると恐れるえみちゃんは、いよいよ次は、自分の住む503号室にお迎えが来るはずだと話す。

“個人的”な調査のため、犬頭(上川隆也)が恵美子(内田理央)らの前に現れる!

恵美⼦と雅弘は、えみちゃんを守るため2人で協力して調査をすることに。

アストラに訪れた恵美⼦と雅弘を迎えるえみちゃん。

スタッフの津島誠(渋谷謙人)と西茉由香(星乃夢奈)の話を皆で聞いていると、奥からある人物が現れる…。その正体は、犬頭だった。

大島高丸(船越英一郎)と今後一切、販売特別室とは関わらないことを約束してしている犬頭。

この調査が販売特別室の仕事ではなく、あくまで個人的な行動であることを確認すると、今回の「終の部屋」の原因を恵美⼦たちと調査を始める。

犬頭たちは、503号室の部屋を見せてもらうことに。

鍵のかからない横開きのドア、バリアフリーの床、間取りはリビングと寝室とトイレ。そしてアストラの隣にマンション・バンデルハイツがあることがわかる。

部屋で、雅弘と雅弘の父との思い出話に花を咲かせるえみちゃん。その姿を見た犬頭は、雅弘たちの邪魔をしないよう恵美⼦と2人で聞き取り調査へと向かった。