犬頭、恵美⼦、雅弘、そしてえみちゃんがいる503号室に呼ばれた津島。美紅とアストラの住人を殺害したのは津島だったのだ。
朝倉は美紅と面識がない。さらに以前、津島が発した“ルルはむじいね”の“むじい”は宮崎の方言で、かわいいという意味。美紅も、見せてもらった動画のイントネーションから宮崎出身ということがわかっていた。
津島と美紅は、高校の同級生でその後も同じ看護学校に通い付き合っていた。
しかし二股がバレて口論になり、美紅を突き放すと頭の打ちどころが悪く、思わぬ形で殺害してしまった。

バレたらすべてを失うと思った津島はベランダから落として自殺したように見せかけて安心していたところ、津島の元に脅迫状が届く。
津島は、ベランダから見える○○3号の住人の誰かだと考え犯行に及んでいたのだった。
販売特別室は解散!?高丸(船越英一郎)と対峙する雅弘(宮世琉弥)
脅迫状を送ってきたのは川原だったと判明。えみちゃんは犬頭、恵美⼦、雅弘に守られ、すべての事件が解決した。

恵美⼦と雅弘が大島家に戻ると、高丸と片山がやってきて、犬頭の存在を理由に販売特別室の解散を通告。
雅弘は高丸と対峙し、前社長である父のやり方が正解だったということを証明すると宣言する。

雅弘の思いを聞いた高丸は何も言わずに出て行くが、犬頭がまたしても高丸の元に取り引きにやってきた。
高丸の息⼦が車で事故を起こして逃げたという情報を握っていた犬頭。それを表に出さない条件で販売特別室を存続させるように話す。

販売特別室は今日も元気に稼働。犬太は、幼い頃の雅弘に助けてもらった恩に報いるため、寿命が尽きてもなお犬太として生まれ変わり、雅弘を陰ながら支えていたのだった。

そんな犬太に見守られながら、恵美⼦と雅弘は新たな物件の調査に勤しむ。
そしてその問題物件の現場にはもちろんあの男の姿も…。
「犬頭だ!」