Z世代が共感するラブソング『一目惚れ』は実体験?恋する人への思いをストレートに綴った歌詞と、繊細でグッとくるメロディ、ストリートライブで鍛えられた歌唱力と三拍子そろった楽曲にかけて、さらに聞きました。

Mr.Childrenと尾崎豊をリスペクト Z世代から支持される歌詞は「実体験80%」

佐久間:ゆずさんの話が出ましたが、他に影響を受けたアーティストはいますか?

舟津:Mr.Childrenさん、尾崎豊さんをすごくリスペクトしています。歌詞もメロディもライブでのパフォーマンスもすべてリスペクトしています。

佐久間:ライブパフォーマンスもしっかり見ているんですね。


舟津:
ライブ映像は小っちゃい頃から見ていました。みんながアニメを見ているときに、僕はずっとライブ映像を見てる、みたいな(笑)

佐久間:渋い(笑)

舟津:今考えたら、渋いですよね。だから、みんなと話が噛み合わなかったんですよね(笑)

佐久間:今、推しているアーティストはいますか?

舟津:Mr.Childrenさんです。変わらず一途です。

佐久間:舟津さんは、10代~20代の皆さんに刺さる、共感してもらえるラブソングを生み出していますが、このスタイルを確立させたきっかけはどこにあると思いますか?

舟津:SNSで応援ソングやラブソングとか、いろいろな楽曲をカバーさせてもらっているんですけど、中でも特にみんなに「良い」と言ってもらえるのがラブソングで。「自分の声に合っているのかな」と思うようになり、そこから自然とそういう曲を書くようになりました。


佐久間:
舟津さんが書くラブソングは、切ないけれど、ちょっと前向きになれる曲という印象があります。
歌詞は実体験から来ているのでしょうか?

舟津:実体験80%、友だちの話とかが20%くらい、織り交ぜながら作っています。「全部 実体験」って言うと、ちょっと恥ずかしいところがあるんで(笑)


佐久間:
『一目惚れ』は、する方ですか?

舟津:します。…しますね。

佐久間:「一目惚れ」と「しっかり知って好きになる」、どちらが多いですか?

舟津:どうなんだろう。一目惚れをしっかりする感じかもしれないです(笑)

佐久間:(笑)どういったところに惹かれますか?お互いの波長が合うとか…。

舟津:うーん、顔?もうなんか、ストレートに顔!フェイスです!

佐久間:(笑)すごくいいと思います。

舟津:でも、長く付き合っていくうえで、内面はすごく大事だと思っています。


佐久間:
そして、半年ぶりとなるシングル『アロエ』が1月22日にリリースされました。どういった楽曲でしょうか?

舟津:心も体も近くにあるのに、僕が君に、君が僕に近づけない、恋愛のもどかしさを、トゲのあるアロエに例えて書きました。
アロエは外はトゲトゲしているけど、中は柔らかい。恋愛に例えたら面白いんじゃないかと思って書いた曲です。ぜひ聴いてほしいです。

佐久間:最後に今後の目標を教えてください。

舟津:SNSやサブスクで楽曲を聴いてくれている人もたくさんいると思うんですけど、何よりライブに来てほしいです。ライブで直接届けたいと思っているので、ぜひ足を運んでほしいですね。

撮影:今井裕治

後日公開するインタビュー後編では、『一目惚れ』のさらなる魅力と“推しポイント”を舟津真翔さん自身が徹底解説!

TikTok総再生数11億回を超えロングヒットを続けるラブソングの、歌詞やメロディの細部にまで込めた舟津さんのこだわりに、佐久間アナも興味津々で質問をぶつけました。