多くの人気アーティストが所属する韓国のプロダクション・SMエンタテインメントが、『SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO』を2025年8月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって開催。あわせて約95,000人のファンが来場しました。

今回のSMTOWNは、SMエンタテインメントが設立30周年を迎えることと、同イベントの日本開催が15年目を祝した記念ライブ。

SMTOWN LIVEは、2008年にスタートした同プロダクションのグローバルライブプロジェクトで、これまでに韓国・日本・東南アジア・北米・ヨーロッパなどで開催。日本では2011年に初開催され、東京ドームでは通算23公演、累計110万人以上を動員している人気イベントです。

東方神起が華々しくオープニングに登場

東方神起 

記念すべきSMTOWN15回目のオープニングを飾ったのは、アジアを中心に世界的な人気を誇るアーティスト・東方神起。

会場全体が真っ赤なペンライトで染まり、黒いレザーの衣装に身を包んだYUNHO(ユンホ)さんとCHANGMIN(チャンミン)さんがメインステージに登場。激しいダンスパフォーマンスや美しいロングトーンで圧巻のステージを披露し、貫禄を見せつけました。

客席のボルテージが一気に上昇したところで登場したのは、SMTR25。デビュー前の練習生で構成されたグループです。SMTR25は、事務所の先輩であるSHINeeの「Lucifer」やEXOの「Growl」を連続で披露。人気ナンバーをパーフェクトに踊る姿にファンからは大きな声援が送られます。
 

Hearts2Hearts 

続いて登場したのは、今年2月にデビューしたばかりの8人組ガールグループ・Hearts2Hearts。華やかでかわいらしい振り付けとともにデビュー曲の「The Chase」、そして、事務所の先輩である少女時代の「Gee」をキュートにパフォーマンス。

MCでは「東京ドームのステージが初めてだから緊張していますが、先輩方と、このステージに立てて光栄です」と初々しさをのぞかせ、「みなさん大好き!」や「愛してる!」など日本語も披露しました。
 

NCT WISH 

続いて、NCT WISHが王子様のような真っ白の衣装で登場し、日本デビューシングルの「WISH」や「Steady」を披露。

メンバーが手を寄せ合ってハートを作る振り付けや、一列になって肩に手を置き、回転する振り付けなど、息ぴったりのエネルギッシュなパフォーマンスで魅了。

MCでは、2025年11月から始まるホールツアー「NCT WISH 1st CONCERT TOUR INTO THE WISH : Our WISH in JAPAN」の追加公演を発表!

追加公演はNCT WISH初のアリーナ公演で、2026年1月に神戸と東京で行われるとのことで、「かっこいいパフォーマンスを期待していてください!」と呼びかけると、場内からは大きな声援が送られました。

RIIZE 

次に登場したのは、RIIZE。「Make Some Noise!」と会場を盛り上げ、グルーヴィーなダンスが魅力の「Boom Boom Bass」を披露。

メンバーが1人ずつモニターに抜かれると、割れんばかりの歓声が広いドーム内に響きわたります。肩に手を置き、セクシーに首をかしげた振り付けではオーディエンスのかけ声も、より大きなものに。

現在、アリーナツアーを開催中のRIIZE。「ライブを観に来てくれた人~?これから来てくれる人~?」など呼びかけ、たくさんの手が上がった光景を確認すると思わずニッコリ。

そして、花道を歩きながら「僕たちもいつか(ここに)立ちたいね」と、東京ドーム単独公演を夢見る場面も。

続けて、メンバーのショウタロウさんが振り付けに参加したことが大きな話題となった新曲「Bag Bad Back」を披露。ベースとドラムの重低音プラス、中毒性を感じさせるヒップホップナンバーに、会場のファンはノリノリ!歓声が鳴り止まないまま、ステージを後にしました。
 

aespa 

続いては、グローバルグループ・aespaが登場。そのクールな立ち姿に視線が集まり、会場からは割れんばかりの歓声が上がります。

1曲目は人気曲「Whiplash」。肩のアイソレーションで色香を表現し、後半でジゼルさんがセンターになる”スーパージゼルタイム”では、ひときわ大きな歓声が。

歌唱を終えると、1人ずつ手を振りながら挨拶。そして、9月に韓国でカムバックすることを明かし、「スポ(ちら見せ)してみようと思います~!」と手をひらひらとさせる振り付けが盛り込まれていることを“予告”しました。

2曲目は、クールなボーカルメロディが特徴の「Dirty Work」。激しく踊りながらもセクシーにささやくように歌い、後ろ向きで腰を振るダンスに客席は熱狂しました。