2025年4月期の月10ドラマは、北川景子さんが主演を務める『あなたを奪ったその日から』が放送されます。

10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(なかごし・ひろみ)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(ゆうき・あさひ)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまいます。復讐を果たそうとする紘海でしたが、その誘拐には大きな誤算が…。

紘海は、誘拐した子どもをどうするのか。どんどん周囲を巻き込んでいく紘海の復讐はどこに行き着くのか。我が子を失うことになった事故の真相は?その先に待っている2つの親子の結末とは…?

主人公・紘海を北川さんが、復讐相手・旭を大森南朋さんが演じます。

北川さんが演じる紘海は、3歳の娘を育てるごく普通な母親でした。しかし、突然起きた食品の事故で最愛の娘を失い、人生が一変。それから、憎しみのあまり旭の周りをうろつき、やがて旭の子どもを誘拐、狂気さえ漂い始めて…。

大河ドラマ『どうする家康』(NHK)や『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ)での演技で第32回橋田賞を受賞するなど、活躍中の北川さんが、子どもを失い復讐する母親役に挑戦します。

大森さんが演じる結城旭は、惣菜店を経営しながら、離婚した妻が残した娘2人と暮らしています。しかし、惣菜店で販売していた食べ物を口にした女の子が死亡する事故が発生。事故の原因がはっきりとしないまま、会社は廃業に追い込まれます。そんなある日、3歳の次女が行方不明に。

アーティストとしても活躍中の大森さんは、『どうする家康』で北川さんと共演。2度目の共演となる本作では、北川さんの復讐相手・旭を演じることに。

事故は一体どうして起きてしまったのか。愛娘が行方不明になってしまった旭は、その後どんな人生を生きていくのか。はたして、旭は紘海の想像通りの悪人なのか…。大森さんが、旭を通じて人間の多面性を表現します。

本作では、自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていく主人公を描きます。相手への憎しみから始まったはずの復讐ですが、そのなかでは図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方へと流れていきます。

怒涛(どとう)の展開で描かれるサスペンスフルなストーリーのなかで生まれる親子愛の物語。

事故の真相を執拗なまでに追い続ける記者、心のゆがんだ旭の長女、そしてその長女の家庭教師――。

『あなたを奪ったその日から』は、2025年4月スタート!毎週月曜22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。