再び美紀の病室を訪れた武良井は、ベッドサイドにあった写真を見て、彼女が手術を嫌がっているのは、父親から買ってもらってお守りのように大切にしていた金魚のぬいぐるみを無くしてしまったことが原因だと気づく。
武良井は、首から下げているIDのケースに「ぬいぐるみけいさつ」とマジックペンで書き、ぬいぐるみを見つけると美紀に約束。院内を探し回ろうとする川本に対し、タブレット端末を見ていた武良井は、すぐにあることに気づいた。
伊藤のもとを訪れた武良井は、美紀が手術を嫌がったのはぬいぐるみが原因だったことを伝えるとともに、そのぬいぐるみにはGPS装置が埋め込まれており母親のスマホアプリで見つけることができる、と嘘をつく。
武良井と別れた後、デスクの引き出しから何かを取り出すとポケットに入れて部屋を出る伊藤。武良井は、そんな伊藤を呼び止め、ポケットの中にあったぬいぐるみを取り出す。
伊藤は、ある手術でミスをして指導医だった榊原に助けられており、それ以来手術が怖くなって直近の3度ほど、体調不良などを理由に手術を回避していた。病室で美紀と話していたときの伊藤の様子に違和感を抱いていた武良井は、それに気づいたのだ。
武良井から叱咤された伊藤は、自分の力で美紀を救うと決意し…。