【公表】シンガー・ソングライター中西圭三(60) 顔面神経まひ「ベルまひ」に…医師「速やかに受診されたのは賢明だった」

＜中西圭三公式Ｘより＞
「脳には異常は無かったものの顔面神経まひ（ベルまひ）中等症と診断されました。顔左半分にまひがありまぶたも閉じられない状況です」

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シンガー・ソングライターの中西圭三さん（60）が、2024年11月25日自身のＸで公表したのは…、

顔面神経まひの一種で、顔の半分の筋肉が動かなくなる「ベルまひ」と診断されたということ。

中西さんは、現在60歳。「Woman」などのヒット曲で知られ、シンガー・ソングライターとして活動するだけではなく、ミリオンヒットを記録した「ChooChoo TRAIN」や、ブラックビスケッツの「タイミング」など、作曲家としても多くのヒット曲を手がけています。

中西さんが公表した 「ベルまひ」とは一体、どのような病気なのでしょうか？

「めざまし８」は、顔の痛みなどに詳しい医師に話を聞きました。

あんどう歯科口腔外科　安藤彰啓院長：
ウイルスが関与しているんじゃないかっていうことは言われているんですが、原因がはっきりしないことも多いので、命に関わるような重篤なものではないけれども顔面の神経がまひしてしまうものっていうものを「ベルまひ（顔面神経まひ）」と呼びます。

性別や年齢に関係なく、突発的に起こりうるという「ベルまひ」。

中西さんが違和感を覚えたのは、11月24日のことだったといいます。

＜中西圭三公式Ｘより＞
「朝起きていつものように歯磨きをして口をゆすごうとしたら、なぜか歯科治療で麻酔をした時のように水があふれ舌のしびれもあったりで…。」

突然の異変に、「ただ事ではない」と感じすぐに病院で検査を受けたといいます。

実は、中西さんのこの早い判断が今後の回復のために大切なことだったそうです。

あんどう歯科口腔外科　安藤彰啓院長：
72時間以内3日以内にステロイドを使い始めると良い方向に向かっていくケースが多いというふうに言われますので、やっぱり速やかに受診されたのはとても賢明なことだったと思います。

26日、中西さんが 「めざまし8」に現在の心境を明かしてくれました。

＜中西圭三さんから番組に届いたメール＞
発症したばかりの戸惑いのただ中で暗中模索しているような状況です。
現状良かったかもと思えるのは異変を感じてすぐ病院に行けたことかと思います。すぐに良くなることのほうがまれで、症状の回復にはそれなりの時間を要するようです。
まずは主治医と相談した方針に従い、焦らず回復を目指してゆこうと思います。

ＭＣ谷原章介：
僕ら世代って中西さんの曲をドラマだったりとかで聴いていたじゃないですか、今回のニュース驚きましたよね。

金子恵美さん：
パワフルな歌声と、はつらつとした印象があるので病気でというのはとても驚きました。
我が家のことですが、夫も顔面まひになったことがあって、口が閉じなくて食べ物が落ちたりとか、目が閉じなくて眠れないとか生活の上での不便が多かったんですけど、中西さんは歌を歌われることの不便さもきっとあるだろうなと思うので、早く治って全力で活動ができるようになってほしいなと心から思います。

(『めざまし８』　2024年11月27日放送より)