16日(金)最新の発表によると、インフルエンザの患者数が6週連続で増加。
6000を超える学校施設で学年閉鎖や学級閉鎖などが起き、
医療機関では、「せき止め薬」不足が深刻化。
また大阪市では、路線バスが13路線で運休するなど交通機関にまで影響が及んでいます。
子供がA型・B型に同時感染も
2024年2月16日に発表された全国のインフルエンザ報告数では、2月5日~2月11日までの一定点あたりの平均が23.93人と増加。
年末にかけて減少傾向にありましたが、2024年に入り6週連続増加と、再び増加傾向です。
都内のクリニックを取材すると…。
インフルエンザA型とB型の同時感染と診断された小学生の女の子の姿が。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:
A型とB型が同時に感染するというのは、非常に珍しい。
私も初めて見ました。
(同時感染すると)きわめて高い熱、それと頭痛や喉の痛みなどさらに、長引く咳、そして消化器の症状とくるので、子どもにとってはかなり体力を奪われる状況かなと思います。
特に増加しているというのがインフルエンザB型です。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長によると、例年は3月ごろからB型が出始めるといいますが、2024年は1月下旬ごろから、B型が猛威を振るっているということです。
またこのクリニックでは、1月末頃から2月初旬にかけては、インフルエンザB型の患者数が過去最多となったということです。
学級閉鎖などが6000超 交通機関も運休
厚生労働省によると、2024年2月11日までの1週間で、6000を超える学校施設で、学年閉鎖や学級閉鎖などが起きています。
めざましテレビが取材した佐賀県内の小学校に通う子どもの親によると、この冬3回も学級閉鎖があったといいます。
また奈良県内の小学校に子どもを通わせる親によると、一度に8クラスの学級閉鎖があったといい、その後も6クラスと大きな単位で学級閉鎖が続いているということです。
一方、大阪市では交通機関にも影響が…。
大阪シティバスでは、約30人の運転手がインフルエンザなどに感染したことから、
1月から13路線59便を運休しています。
薬不足が深刻化 入荷めど立たず…
薬局も、増加するインフルエンザなどの患者の対応に苦慮しています。
都内の薬局を取材すると、インフルエンザの薬などと一緒に出す「せき止め薬」が入荷しない状況が続いているといいます。
有明ファミリー薬局薬剤師・小林和正さん:
(薬が)出て行く一方で、なかなか入荷しない状況で、患者様によってはせき止めをカットせざるを得ないということになっている。
この薬局では、本来はインフルエンザ薬、解熱剤、せき止めの3セットを患者に渡していますが、
現在は、せき止めを渡せない状況も発生しているといいます。
入荷のめどは全く立っておらず、メーカー側からはしばらく厳しい状況が続くのではないかと言われているということです。