夏真っ盛り!連日30℃超えのうだるような暑さが続く日々。
そんな夏に欠かせないのが「エアコン」です。

しかし、みなさんはエアコンを正しく・賢く使えていますか?
帰宅後すぐにエアコンをつけたり…お風呂上がりにエアコンが効いた部屋で涼んだりと、やってしまいがちなこれらの行為、実は間違っていた!?
そこで今回は、夏の悩み解消!知っておきたいエアコンの「あり・なし」を調査します!

エアコンに関するありがちな行為 あなたは「あり?」「なし?」

まず調査するのは、エアコンに関してのこんな「あり・なし」。
エアコンの風量設定は“常に自動”。これは「あり?」それとも「なし?」

あり派からは、「自動になっている。調節したことないかも」「自動だから一番いい感じにしてくれているのかなって」などという声が。一方で、なし派からは「ずっと強いかも…」という意見が寄せられました。

街で聞いたアンケートでは、エアコンの「風量自動設定」について、あり派が69人。なし派が31人という結果となりました。果たして正しいのはどちらなのでしょうか?

節約アドバイザーの和田由貴さんに聞いてみると…

節約アドバイザー 和田由貴さん:
ありです。弱い風だとなかなか部屋が冷えない。時間がかかってしまう。
強風だと部屋が冷えたあともずっと強風が出続けますので自動にしておくと無駄のない運転になるので節電にもなります。

部屋が冷えた後は自動的に弱風にしてくれる方が、節約にもつながるということです。

続いては、帰宅時のこんなシーン。
「ただいま~暑い暑い!」と汗だくで帰宅し、“真っ先にエアコンを点ける”この行為。
意外とみなさんやってしまいがちですが、節約アドバイザーの和田さんによると…

これは「なし」!

先に窓を開け、部屋にこもっている暑い空気を外へ出した方が冷房効率が良くなり、より早く涼しくなるのだといいます。

では、“お風呂上がり、エアコンの風で涼む”行為。これは「あり?」「なし?」
街の人の声は…

なし派からは、「乾燥するから嫌で…」と、肌の乾燥を気遣っている人がいる一方で…

「エアコンに直で当たるように涼んでます」「ドライヤーとかした後すごく暑いじゃないですか。だからすぐエアコンがあるところに走って行っちゃう」などと、やはり暑さに耐えられずエアコンで涼むという声も。

ということで、“お風呂上がり、エアコンの風で涼む”行為について、あり派が80人。なし派は20人と、圧倒的にあり派が多い結果に。
お風呂上がりにやりがちなこの行為、イシハラクリニック 石原新菜副院長に「あり」か「なし」か聞いてみると…

イシハラクリニック 石原新菜副院長:
なしです。
早く涼もうと思っている方が多いと思うんですけど、近道でありそうで実は遠回りなんです。

イシハラクリニック 石原新菜副院長:
汗腺が閉じてしまって体の中に熱がこもって、体温がなかなか下がらないという状況になってしまうのであまり良くありません。

逆効果とは驚き!
入浴後は、エアコンの風には当たらず、ゆっくりと体を冷ますことが大切だと言います。

また、石原先生によると扇風機の風を体に当てながら寝るというのも「なし」。

部屋を涼しくして、空気を循環させるように上向きで回すことが大切だということです。

(『めざましテレビ』2025年7月2日放送より)