作品を楽しみにしている皆さんが気になるのは、香取さんがみせる“最低ぶり”。演じながらどんなことを感じているのか、心境を尋ねました。
初共演の志尊淳は「お薦めできるイケメン」
――一平は子ども嫌いという設定ですが、演じるうえでどんなことを意識していますか?
初めての感覚がありますね。パパがいるからというのもあるけれど、やっぱり(子どもが)好きだから、どうしても自分から話しかけたり、ふれ合ったりしちゃうんです。
だけど、今回は「パパがいるし…」と離れて見ていたら、「あ、子ども嫌いの人ってこういう感じなんだ」って、現場にいながら一平という役柄のことが見えてきている感じです。
――義弟を演じる志尊淳さんの印象を聞かせてください。
カッコいいです。身長は僕のほうが高いんですけど、スラっとしていて“イケメン”って感じ。皆さんにお薦めできる男ですね。
衝突する場面や熱く話し合うシーンをすでに撮っていますが、すんなりと気持ちよくお芝居のやりとりができていて、共演が初めてとは思えないくらい。撮影の合間も程よい距離感で過ごしています。
――出演が決まった際に「最低男になれるように頑張りたい」と発言していましたが、最低男ぶりは板についてきましたか?
大森一平という男は、こちらが心配になってしまうくらい最低な男で。香取慎吾は“最高男”なので、「ちゃんと最低男を演じられるのか!?」なんて言っていましたが、実際、撮影に入ってみたら面白くなってきたというのが今の心境です。
一平が最低ではない場面もたくさん登場しますが、それってどこまでが本当なのか。目的を果たすための言動の数々が彼の最低男ぶりにつながっていくので、演じることがどんどん楽しくなってきました。
――どんな“最低ぶり”が登場するのか教えてください。
これまで子どもたちとふれ合う役柄はたくさん経験していますが、子どもに対してこんな顔をしたことがないという表情をたくさんしていて、後ろを向いた瞬間に最低男の顔になったり、舌打ちしていたり、初めて経験する最低ぶりです。
主人公・大森一平とはまったく別人にみえる香取さんですが、自身では「共通点がある」と明かし、そこには多くのヒット作を生み出してきたスターならではの思いがありました。