井浦新からのべた褒めを受け「早く人間になりたい(笑)」
──クランクイン前の今、準備していることはありますか?
原作にある軸を大事にしながら、人の心の複雑さや痛み、そっと佇む希望の気配みたいなものの解像度をどこまで上げていけるのか。今は米田さん、若葉(竜也)さんをはじめとする制作陣の皆さんとディスカッションを重ねながら、物語を深めていくことを目指しています。
現場に入り肉体を通すことで、新しく見えてくる部分もあると思うので、はやく現場に行きたいです。
──若葉さん、井浦新さんをはじめとする皆さんとの共演で楽しみにしていることはありますか?
登場人物のポスタービジュアルを見せていただいたのですが、皆さん、自分が今まで作品などで拝見してきた姿とは違った表情をされていて。このドラマでしか交われない形で対峙できる予感がして、私自身も背筋が伸びる思いでした。
──若葉さんとは4回目の共演。改めて印象を聞かせてください。
責任感が強く、自分たちの気づかないような細部にまで目を向けて、アグレッシブに物語を突き詰めていく姿をこれまで何度も見てきました。作品に対してそんな関わり方をする若葉さんは、俳優としてとても稀有な存在だと私は思っていて。心からの尊敬を抱いています。
連続ドラマというタイトなスケジュール感で、どこまでクリエイティブにこだわっていけるのか、正直想像がつかない部分もあります。ですが、若葉くんがいてくれることでより物語が拓けていく気がしていますし、その姿をこんなに近くで見て学ばせてもらえるだなんて、どれほど贅沢なことなのだろうと。心強い存在です。
──初共演となる井浦さんは以前、杉咲さんのことを「なぜこんな表現ができるのかと作品を見ていて思う。僕のなかでは化け物」と話していました。今回の共演で、どんな姿を見せていきたいと思っていますか?
恐れ多いです。拙(つたな)い姿をお見せしてしまうこともきっとたくさんあると思うので、早く本当の自分を知ってもらいたいなぁって。…早く人間になりたいです(笑)。