日本のテレビ番組の海外発信を推進するため、「日本人として海外にみせたい」と思うコンセプトのもと、“世界水準で海外に売れる可能性が高い”優秀なテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2024」が発表されました。

カンテレのドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、作品賞(連続ドラマ部門)で優秀賞。同ドラマに出演した、若葉竜也さんが個人賞で助演男優賞を受賞しました。

同賞での関西テレビ番組の受賞は、2023年『エルピス—希望、あるいは災い—』が連続ドラマ部門優秀賞、2021年『大豆田とわ子と三人の元夫』で連続ドラマ部門優秀賞、坂元裕二さんが脚本賞、主題歌『Presence』(STUTS&松たか子 with 3exes)が主題歌賞、2019年『なめとんか やしきたかじん誕生物語』がローカル・ドラマ賞を受賞しています。

『アンメット ある脳外科医の日記』

過去2年間の記憶を失ったうえに、今日のことも明日にはすべて忘れてしまう…「私はまだ、医者なのだろうか――」。葛藤を抱えながらも、患者を救う脳外科医の物語。

『アンメット ある脳外科医の日記』は、カンテレドーガ、FOD、NETFLIXで全話配信中。地上波での再放送(関西テレビの放送エリア)の予定は、現在ありません。

東京ドラマアウォード

日本のテレビ番組の海外展開を促進するため、民放連・NHKが中心となり、放送コンテンツに関わる関係者が参加する形で設けた『国際ドラマフェスティバル in TOKYO』が、放送番組の海外発信を見据え、2008年に創設。

従来、重視されてきた「芸術性」「番組の質の高さ」といった基準と異なる「市場性」「商業性」に焦点を当て、「日本人として海外にみせたい」と思う魅力あるドラマを表彰している。