努力を「努力」と感じないのは好きなことをやっているから…という考えも異常!?
「上司が『自分が新人のときは先輩を見て学んだものだ』と言って、仕事を教えてくれない」という若者のお悩みでは、鈴木さんが「努力を努力と思わない異常性」を指摘しました。
鈴木さんは「自分にとっては寝ないで原稿を書くのが普通だったし、努力できることも才能だとは思うが、同じことを他人に押し付けてはダメ。若い人でもできる人はいるけれど、実は異常な状態だと気付かなければ」と訴えました。
お笑いのネタ作りに変換しながら理解しようとした井戸田さんは、「(それができない人は)好きなことをやっていないのでは?」と訴え、スタジオから「それがソフト老害」と突っ込まれていました。
出世したいという欲望を隠して人望だけ得ようとするのはNG!
「若手は商談でメモを取らないので、メモを取るよう伝えている」という上司側のエピソードでは、鈴木さんが「嫌われる勇気を持って嫌われ役を演じられる人はいいけれど、出世したいからやっている人はよくない」とピシャリ。
他者からの「いいね」を欲しがる「人望を得たがる上司」が増えているという鈴木さんの言葉を受けて、三木さんは「部下からも上司からも『いいね』は欲しいんだけど、責任を2つは負えない以上、結果として無責任になってしまう」と、経験をもとに語りました。
井戸田さんが「逆に『俺は出世しに行くぞ!』と言って行動するのは?」と質問すると、鈴木さんは「そういう人は好かれる」と持論を展開しました。