『めざましテレビ』メインキャスターを務める井上清華アナウンサーの、めざましmediaオリジナル連載企画『習ってセイカ!』。

前編に続き、予約がなかなか取れない教室も多い人気の習い事「カリグラフィー」に挑戦します。

「カリグラフィー」は「CALLI(美しく)」「GRAPHEIN(書くこと)」というギリシャ語に由来した言葉で、アルファベットを美しい線で表現する手法。

”西洋の書道”とも言われています。

最近では、そのカリグラフィーがより身近で、自分らしく、自由なスタイルにアレンジして楽しむ人が増え、日本でもクリスマスやバースデーカード、結婚式のウェディングボードなどで目にすることが多くなり「モダンカリグラフィー」として注目度が高まっているんです。

前編では、初めてカリグラフィーに挑戦する井上アナが線や楕円などの書き方を習得しましたが、後編では、いよいよアルファベットを書いていきます。

最後は文字をつなげて自分の名前をカッコよくカードに書くことに挑戦…!

うなだれながらも井上アナが一発書きで呼吸を忘れるほど夢中になって書く姿にも注目です。

【前編】線が“呪い”みたいに!? 美文字への道のりは長い…

いよいよ井上アナの「Seika」に挑戦!

島野:
アルファベットは実は、練習していただいた線、アルファベットのパーツとなる線を組み合わせていくことで、書くことができるんです。

島野先生「a」のお手本

島野:
例えば清華さんの「a」だったらオーバル(円)を練習しましたよね。

そのオーバルとアンダーターンのストローク(Uのような線)を組み合わせると「a」になります。

島野先生「i」のお手本

島野:
「i」も細い線を下から上に書いて、この「u」みたいなストロークを足してドットをつければ「i」に。

島野先生「h」のお手本

島野:
「h」だったら細い線にアセンダーループ(輪っか)を書いて、そこにNのようなストロークを組み合わせるとhになります。

このようにパーツを組み合わせていくとアルファベットになるんです。

きょうは「Seika」という名前を1文字ずつ練習していきたいと思います。

では「s」からいきましょう!

井上:
難しそうです…

特殊な「s」に納得いかず唇かみしめる井上清華

島野先生「s」のお手本

島野:
「s」は結構特殊なんですけど、まずは細い線を下から上に書きます。

線を書き終わったところでペンを少し押すと、ドットのようなインクだまりみたいなのができるんですけど、そのまま下に少し太さを作りながらカーブしていきます。

ここまで書いてみましょうか。

井上アナ「s」を書く様子

島野:
そうです!お上手!! 

井上:
だいぶ違います!!(笑)

「s」に納得がいかず唇をかみしめる井上アナ

初挑戦となる「s」に納得がいかず唇をかみしめる井上アナ。

しかし、くじけずに何度か書いていくと…。

井上アナが書いた小文字の「s」

アドバイスを受けながら井上アナが書いた「s」を見ると左側の最初に書いた字より、右側にいくにつれてインクだまりの部分や太い線がなめらかにつながっています。

「s」を習得した次は「Seika」の「e」の練習です。