コロナ禍を経て、全国のスーパー売上高はここ数年右肩上がり!2023年度は約14兆円にまでなっています。
そんなスーパー戦国時代を生き残るべく、新しい取り組みを導入するお店が今増えているということで、今回は、もはや安いのは当たり前!急成長中の“新時代”スーパー進化のポイントを原田葵アナウンサーがココ調します!

  1. 3つの人気スーパーがそれぞれの強みを結集させた新時代スーパー
  2. 「海」をテーマに子供も楽める新時代スーパー
  3. “食のテーマパーク” がテーマの新時代スーパー

スーパーバリュー・アキダイ・ロピアそれぞれの強みを結集させた新時代スーパー

まず原田アナがやってきたのは、スーパーバリュー・アキダイ・ロピアの3つの看板が並んでいる「スーパーバリュー 等々力店」。

このスーパーは、東京などに店舗を持つ、地域密着型「スーパーバリュー」が、精肉が強みの「食生活♡♡ロピア」と、名物社長でおなじみ!都内に8店舗を展開し、青果が強みの「アキダイ」とトリプルタッグを組み、新しい試みとして始めたお店なんです。

中に入ると、ほうれん草が1袋108円など、安くて質のいい野菜がそろう青果コーナーにはピンク色の「アキダイ」の看板が。

さらに、高品質のお肉が低価格で販売されている精肉コーナーでは、「肉のロピア」の看板がそれぞれ目を引きます。

「一つの店舗に二つのお店が入ってるみたい」と、原田アナが感じたこれこそが新時代のポイント!

スーパーバリュー担当者:
あえて青果売り場に「アキダイ」、精肉売り場に「ロピア」の看板を出すことでブランドを強調して、一石二鳥で買い物できる店舗感を演出しています

お客さんに聞いた「トリプルコラボしてから良くなった点は?」というアンケートでも、
「ロピア、アキダイの商品が一度に買える」が1位に!

さらにスーパーバリューとロピアのコラボ店限定商品も販売中。
具材たっぷりちらし寿司は、ロピアのちらし寿司よりも、マグロ・サーモンが多く入っているそうですよ。

具材たっぷりちらし寿司
1609円

ウミガメやマンタ 「海」をテーマに子供も楽める新時代スーパー

続いてやってきたのは、埼玉・群馬を中心に138店舗を展開する「ベルク」の新業態スーパー「クルベ」。

「ベルクの限界にチャレンジ」という意味の“Challenging the limits of Belc”の略で「クルベ」。店内に入ってみると…

原田アナ:
すごい!こちら船の中から海をのぞいているみたいな映像が流れています

天井にはウミガメやマンタなどもいてまるで海の中のような店内。

クルべ 安原店長(船長):
「海の無い群馬県に海を作ろう」というイメージで、店内を作っております

さらに原田アナが何かを発見!

原田アナ:
商品が流れてきました。回転寿司みたい

売り場のローラーによって流れてきたのは、調理場で作られたばかりのお総菜。
販売棚までの移動を省略することで、人件費を削減しているといいます。

そのため、商品は激安!大きなからあげが3入ったお弁当が199円(税別・撮影当日の売値)。

そして、価格が高騰しているキャノーラ油も、約5㎏で税別999円と驚きの価格です。

新時代ポイントは他にも!

原田アナ:
船員の帽子をかぶって舵を取っている子供たちがいます!

子供も一緒に楽しめる要素がふんだんに取り入れられているんです。
店内で遊んで楽しい体験をしてもらうことで、将来大きくなってから「またクルベに来たい」となるような狙いがあるのだといいます。