宮藤官九郎からメッセージ「1話だけで判断しないで」

──ほかに出演をリクエストしたキャストの方はいますか?

ほかの皆さんは、みんなで名前を出し合いました。でも、出していた方が皆さんご出演してくださっているので「揃っちゃった」という感じで(笑)。うれしいです。

橋本愛さんは、当たり前だけど、大人になったなぁと思いましたし、(濱田)岳くんは「この人の感覚、面白いな」と共演した時から思っていて、脚本を書いていていつも楽しいです。 

──アメリカ国籍の元軍医、ヨウコ・ニシ・フリーマンのキャラクターは、どこからアイデアが生まれたのでしょうか?

軍医というのは、河毛監督のアイデアですね。日本にも自衛隊の方はいますけど、毎日命がけのところにいたヨウコが急に日本に来て、日本の医療制度のなかで働くことになったら、驚くことがたくさんあるだろうし、面白い設定だなと思いました。

今の日本の医療は、どちらかと言うと病気を未然に防ぐとか、あとは美容系が注目されている。

でも、歌舞伎町って人が刺されたり、喧嘩とか、ちょっと物騒なニュースが多くて、普通は「怖い」と感じると思うんですけど、ヨウコは軍医だから見慣れている、怖いと思う感覚がまったくない、むしろテンションが上がる。

それを現実感を持って演じられるのは小池さんぐらいだと思いますし、脚本もセリフは小池さんの声を想像して書いていました。

──最後に、放送を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

医療ドラマはやったことがないジャンルなので分からないことだらけですが、今のところ順調に書けている気がしています。

聖まごころ病院で働くお医者さんや患者さんのことが、最終的には全員好きになってもらえるようなドラマにしたいと思っているんですけど…あまり期待しすぎず、粗探しをしないで見てもらえるとうれしいです。あとは、1話だけで判断しないで、ぜひ最後まで見てください!