ストーリーもキャラクターも、ゾクゾクがゾクゾクで、この夏の熱帯夜にぴったり
っというわけで、ついつい、あらすじどころかタイトルすらも書かず、ただただ今作の“雰囲気”の興奮だけでここまで来てしましましたが、今作、『嗤う淑女』…。なんという、恐ろしいお話!!!(感想がザックリ)
簡単にあらすじを説明すると…。謎のライフコンサルタント業を営む主人公の蒲生美智留(内田理央)と、“訳あって” 美智留と服従関係になってしまったアシスタントの野々宮恭子(松井玲奈)が、救いを求めにやってきた依頼人を救う…かと思ったら、大間違い!?という物語。
うん、我ながら書いといて、ひどいあらすじなんですが、もっとわかりやすく説明すると、タイトルの“嗤う”つながりで、公式でも謳っているように、『笑ゥせぇるすまん』のコメディ要素なしの、悪女版という感じ!(逆にわからなくさせてる)
とにもかくにも、今回の第1話では、欲に溺れてしまった銀行員の依頼人を、とてつもない手を使って、助けてみせる!?…んだけど、それは救いになってるのか!?いや、ならないのか?!いやいや、なってるわけなくね!?っと思ってたんだけど、最終的には、終わってみると、救いに…なってた!?かも?え?どういうこと!?というストーリー…(説明ヘタか)。うん、とにかく、見ましょう!!(結局)
で、冒頭、ホラーっぽい雰囲気から始まって、あぁ夏だし、あの『恐怖新聞』的な、ホラードラマが始まるのね!?ってワクワクしてたら、登場した瞬間、説明不要の、秒で怖すぎるヒロインが現れて(冒頭2分)、ははぁー、これは、まさに『リカ』の再来!!って、歓喜してたら、終盤…主人公のこの感じ…この主人公の感じは…この造形は…『火の粉』じゃん!!ってなる、まるで、僕の大好きな「土ドラ」リミックス!!のような、大好物祭り!!
いや、だけど、そうはいっても、それらの作品とはまったく違う。見たことがあるようでない…。いや、見たことがあるとか、ないとか、そんなの関係ない!得も言われぬ、“えぐみ”が、五臓六腑に染み渡って(?)、この感覚…!!この感覚が、たまらない!!と、「土ドラ」ファンはもちろんのこと、そうでない方も体感できるに違いない!そんな、“えぐみ”ドラマが、『嗤う淑女』なのです!!
で、で、この、強烈な、秒で、怖!!ってならないといけないダークヒロイン・蒲生美智留というキャラクターに、絶大な説得力を持たせているのが、主演の内田理央さんですよ。
もうね、それが、とてつもないのなんの!!!まずこのヒロインに必要な、誰をも振り向かせる“美貌”があるのはもちろんのこと、圧倒的なカリスマ性と、その裏に潜む狂気、そして、言葉に説得力を持たせる、知的かつよどみないセリフ回しが、内田理央さんのおかげでさく裂しまくっているのです。
もう、その造形美だけで、ご飯何杯もいけます!(?)
そしてそして、それと対比するように、前作の『ギフテッド』では狂気の“師範”を演じていた松井玲奈さんが、今回はその真逆も真逆、可憐で弱々しい、誰にも騙(だま)されて、従ってしまいそうな、カリスマの隣に佇(たたず)む、THEアシスタント然とした恭子(とはいえ、いわくつき)というキャラクターを見事に演じていて、そのコントラストが抜群なのです!!
もう、とにかく、ストーリーもキャラクターも、ゾクゾクがゾクゾクで、この夏の熱帯夜にぴったりの、恐怖過ぎて寒気をもたらしてくれる!!そんな「土ドラ」!!開幕です!!!