古瀬を待っていたのは、浦真鷲だった。その場のプロジェクターに取調室での室田の様子が映し出される。
室田は、仁藤の死を美志が殺したように細工したのではないかと追及されていた。室田は、自分に選択肢はなかったと吐露。
すると古瀬は、自分には関係ないとうそぶき、室田は自分の後継ではないと否定する。
そこに、土生洸太(神尾楓珠)、鯖山周平(戸塚純貴)に連れられた室田が現れた。室田の取調べはすべてフェイクだったのだ。
古瀬(北村一輝)を追い詰めた浦真鷲(GACKT)は意外な行動に!
室田は、仁藤の死にまつわる10年前のことを語る。
古瀬が都市開発を進める港南市の埋立地周辺で異臭騒ぎが起こり、仁藤ら秘書が土壌検査を行った。結果が出る前、室田は古瀬から、検査データを都合よく改ざんするようにと匂わされてデータの改ざんを行っていた。
その後、美志が独自に行った検査により、秘書側が出したデータがでたらめだったと判明。データが改ざんされたことに気づいた仁藤は、室田を問い詰める。しかし、検査の責任者は仁藤になっていて、改ざんが明るみになれば仁藤は責任を取らされる。
古瀬は仁藤に、罪をかぶってくれれば仁藤自身と家族の面倒を見るとささやいた。
正義感の強い仁藤は良心の呵責(かしゃく)に耐えかねて、飛び降り自殺。その様子を見ていた室田は、殺人と疑われる状況をつくるため、仁藤のスマホで美志を呼び出すメッセージを送信する。呼び出された美志は、倒れている仁藤を発見した。
室田の話を聞いた浦真鷲は、仁藤の死を利用した古瀬の動きを語る。
古瀬は、開発反対派の代理人である美志が仁藤を殺した犯人であるようにマスコミを焚きつけ、警察にも手を回した。古瀬の力が息子・大樹(青木奏)にも及ぶかもしれないと恐れた美志は闘うことをあきらめ、やってもいない殺人を認めたのだ。
浦真鷲は、仁藤の死の真相を暴いて美志を救うために壮大な作戦を仕掛けていた。
真相を明らかにするには、秘密を共有する古瀬と室田の関係を壊さなければならない。その第一歩として、議員・田島晃(樋渡真司)の秘書になっていた室田を古瀬のもとに戻す目的で浦真鷲は田島のスキャンダルを暴き、失脚させた。
古瀬がスラップ訴訟を起こしたのも浦真鷲の計画通り。すでに古瀬に対して疑いを持っていたドンヒョクは自分が被告側の証人として法廷に立つことを古瀬に伝え、室田に罪を着せることに協力すると持ちかけていた。
罠にかかった古瀬は室田を切り捨て、古瀬に裏切られた室田は、すべてを白状したのだった。
浦真鷲に追い詰められた古瀬だが、あくまで罪を認めようとはせず…。
その後、美志のえん罪の可能性が報じられ、古瀬は疑惑を追及されて苦しい立場に立たされる。縁が美志の再審請求を行い、世間も美志は無実という風潮に流れていた。
そんななか、浦真鷲は、弁護士資格を返上してしまう。
まだ美志の無実が認められたわけではなく、再審には長い時間がかかる。にもかかわらず、浦真鷲は美志の再審を縁に託して去っていく――。

