<多部未華子 インタビュー>
――前回から約1年ぶりに「ボクのおうちに来ませんか」のナレーションを担当していかがでしたか?
ナレーションでもあったように、出会いで人は変わっていくものなんだと思いました。
あとは、出ている人がみんなやさしいということ。(ちはやさんの妻の)ゆりかさんもやさしくて、とても寛大だと思いました。
――前回は、ゆりかさんの妊娠がわかったところで終わりました。そこから約1年が経ちましたが、どんなことを感じましたか?
前回、出産の手前くらいまでを見ていて、「そうなったか」と思ったんです。そこから時間が経って、ちはやさんは就職しているのかなと勝手に想像していましたけど、変わらずに、(漫画家になるという)夢を追いかけていました。
夢を追いかけることも素敵ですが、子どもができたことで、見えてくる現実もあると思うので、難しい部分もありますよね。
おむつだけでもお金がかかるでしょうし、100円のアイスをふたりで分けなければいけないのは、切なくて。
ちはやさんは、不器用で、少し頑固なところもあるので、大丈夫かな、と心配になりました。
ナルさんのほうは、ある意味で想像していたような展開でした。結婚はしていないけれど、必要があれば、結婚してでもパートナーの女性とその子どもたちと一緒にいる道を選ぶでしょうし、そのくらい家族思いの人かなって。
自分のやりたいことをうまく形にして、お金を稼いでいけそうだなと思いました。
でも、ふたりとも、本当にやさしくて、誰かを裏切ったり、悲しませたりするようなことがないというのがよくわかりましたし、ゆりかさんが「それでも(ちはやさんを)好き」と思う気持ちも伝わりました。
――家族ができたことで、ふたりがモバイルハウスを訪れる頻度も少なくなるなか、ちはやさんが、息抜きに戻るシーンもありました。
ちはやさん…私が、ゆりかさんの立場だったら、「息抜きにでも戻らなくていい。もう解体してほしい!」と思ってしまいそうですけど(笑)、ゆりかさんは、理解してあげるんですよね。やさしいです。
――「結婚は異なる文化のせめぎ合い」というナレーションもありましたが、パートナーと意見や価値観の相違があったとき、多部さんならどうしますか?
私は、どちらかというと、「自分に合わせてほしい」というタイプなので、そういうことも話せる相手を選ぶ気がします。
そう考えると、ちょっとちはやさんに似ているのかも(笑)。
それでも分かり合えないことがあえば、話し合います。
――家事や子育てを忘れて、リフレッシュしたいときは、どうしますか?
友だちとおしゃべりします。あえて、子どもを連れて行けないようなお店を予約して、同じような環境の友だちとしゃべって、息抜きやリフレッシュします。
そういう切り替えは、大事ですよね。だから、おふたりが(モバイルハウスがある)綱子に行くのも大事なことなんだと思います。思うんですが…というね(笑)。
――最後に、視聴者にメッセージをお願いします。
今は子どもも自分の手のなかにあるけれど、子どもが成長して社会のなかで生きていくようになると、環境も状況も変わって、人も変わっていくと思います。
でもそれは、悲観的ではなくて、ポジティブにとらえるべきことで、そんなふたりの生き方がありのままに紹介されています。ぜひご覧ください。
<ナレーションの一部を先行紹介>
<予告動画>
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10月29日(日)14時~「ボクのおうちに来ませんか3 ~さよなら モバイルハウス~」予告