やっと夢中になれることが見つかったのに、夢が閉ざされてしまったと落胆する恵たち。

帰り道、樹生が田所の店を通りかかると、田所がオバマ大統領の名言をつぶやいていた。

奈未や創亮とともに宇宙サバ缶のプロジェクトに携わり、卒業後は田所の店で働いていた佐々木柚希(ゆめぽて)から「他者の救いを待つのではなく、自分たちで変化を作り出せ」という意味だと聞かされた樹生は、行き詰まった状況を打ち破ろうと行動を開始する。

恵(早瀬憩)ら生徒たちは宇宙キャラメル作りに方向転換して宇宙を目指す

木島は、宇宙飛行士たちから集めた宇宙食に関するアンケートに目を通す。

宇宙飛行士にとって宇宙空間では食が唯一の楽しみであり、味の改善や食べ物の種類を増やしてほしいといった宇宙食に対する不満が寄せられていた。

一方、樹生は、宇宙日本食について調べ上げる。今、採用されている宇宙日本食は主食がほとんどであり、甘い物がほとんどない。ならば、お菓子が食べたくなるのではないかと考えた樹生は、朝野に相談して宇宙に持っていけるキャラメルを作ろうと思いつく。

樹生のアイデアを聞いた恵は、先輩たちはサバ缶にこだわっていたのではないかと躊躇(ちゅうちょ)。そんな恵に、朝野は「君たちは君たちのやり方で宇宙を目指せばいい」と応援する。

恵たちは、宇宙キャラメル作りに取り組むことに。キャラメルに栄養素を加えるため、奈未たちがクラゲ豆腐作りの過程で作ったクラゲの粉末を使うことを提案する恵。

樹生と実桜も、クラゲの塩味が少し加われば甘味も際立つだろうと賛成する。

朝野は、恵たちが作ったキャラメルを試食。十分おいしいキャラメルに仕上がっていたが、恵はもっとおいしくなるはずだと主張。そして、宇宙キャラメルを町の人に試食してもらって意見を集め始めた。

アンケートをもとにキャラメルの改良を重ね、3人はついに試作品を完成させる。

木島は、宇宙飛行士の健康管理を担当する医師・フライトサージャンから、メンタル面を考慮した食を取り入れてほしいとリクエストされた。しかし木島は、基準を緩めることはできないと答える。

そんななか、木島は皆川から、恵たちが作った宇宙キャラメルを渡された。

木島はキャラメルの成分表を見て、栄養素が考慮されていると理解。成分表には、恵たちの「宇宙で楽しんでもらいたい!」という思いも書かれていた。木島はキャラメルを食べ、そのおいしさに驚く。

ISSで日本人宇宙飛行士たちによる寿司パーティが開かれ、各国の宇宙飛行士たちも日本食文化を楽しんだというニュースが流れる。寿司パーティは、恵たちに触発された木島の発案で実現したイベントだった。

若狭水産高校では、樹生が実桜に背中を押され、恵に告白しようとしていた。

そこに、朝野が駆けつける。朝野は恵たちに、皆川がもう一度木島に話を聞いてもらえるように働きかけてくれると約束してくれたことを知らせる。

恵たちは、宇宙キャラメルの夢がつながったと大喜び。

朝野が職員室に戻ると、黒瀬たち教職員が深刻に話し合っていた。朝野は、若狭水産高校の廃校の話が正式に動き出したと聞かされ――。

『サバ缶、宇宙へ行く』公式サイト

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