部屋を見回していた恵は、奈未たちがクラゲ豆腐と宇宙サバ缶作りの過程を記録した“黒ノート”を見つける。ノートには、奈未たちが宇宙を目指した熱い思いが綴られていた。

そのノートをきっかけに、宇宙サバ缶作りに引き寄せられる恵。そこに、樹生と実桜が入ってくる。恵は2人を誘って、サバ缶の宇宙食開発を実習テーマにする。

3人から報告を受けた朝野は「一緒に頑張ろう」と言い、再び宇宙サバ缶作りが動き出したことを喜んだ。

宇宙サバ缶作りが2年ぶりに始動!朝野(北村匠海)と生徒たちは木島(神木隆之介)の厳しい指摘に直面

恵たちは、先輩が残したノートを引き継いで自分たちのサバ缶作りの過程を記録していくことに。

ノートを読んで、先輩たちが宇宙空間で汁が飛び散らないようにするための粘度で苦労し、完成させられなかったことを知る3人。

朝野は恵たちを漁港へ連れていき、卒業後、漁師として働いている創亮と引き合わせる。

当時の話を聞く恵たち。創亮は、実習に使う大量のサバを提供した。

朝野は、JAXAの宇宙教育センター職員・皆川有紀(ソニン)に連絡。皆川は、若狭水産高校の宇宙サバ缶作りを気にかけ、連絡を待っていた。

皆川に、新しい生徒たちが宇宙サバ缶作りに動き出したことを伝える朝野。皆川は、宇宙食開発担当につなぐという2年前の約束を果たすと答える。

小浜の町の人々も、宇宙サバ缶作りが再び動き出したと知って沸き立つ。

恵たちは、サバ缶の粘性を高める実験を始めた。しかし、なかなかうまくいかずに苦戦。それでも実験に夢中になっていく3人。

朝野は、恵たちが苦労して作ったサバ缶を試食。粘性を高めたうえでおいしく仕上がったと手応えを感じた朝野は、このサバ缶の試作品と成分表をJAXAに送ることを提案した。

JAXAと聞いて、テンションが上がる恵たち。

皆川の尽力で、朝野と恵たちはJAXAの宇宙日本食開発担当・木島真(神木隆之介)とリモートで対面することに。

木島は、恵たちの作ったサバ缶について、努力を認めつつも粘度が基準に達していないことを伝え、宇宙食にするには安全性が最優先であり、味は二の次だと告げる。

すると、恵は「私は、まずいものは食べたくないです」と反論する。

さらに木島は、決定的な問題点を指摘。ISS(国際宇宙センター)からスペースシャトルに積んで持ち帰るゴミは最小限にしなければならず、認証されているのは食べたあとに重ねられる角形の缶詰だけ。

恵たちのサバ缶は丸形であり、宇宙に持っていくことはできないと木島は断言した。

缶詰のサイズや形を変えるには学校の機械を替えなければならず、莫大な費用がかかる。若狭水産高校では実現不可能なことだった。