塩野瑛久さんが役作りへの思いと、目黒蓮さん&高橋文哉さんの印象を語りました。

美しい佇まいとミステリアスな雰囲気が魅力で、大河ドラマ『光る君へ』(2024年/NHK)、『嘘が嘘で嘘は嘘だ』(2026年/フジテレビ)『未来のムスコ』(2026年/TBS)や、映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(2026年)など多数の話題作に出演している塩野さん。

4月29日公開の映画『SAKAMOTO DAYS』では、主人公・坂本(目黒)の命を狙う×(読み方:スラー)の部下・鹿島を演じます。普段はトナカイの被り物をしていて、体中が武器でできている改造人間という役どころです。

塩野さんに、鹿島役への思いや役作りで意識したこと、共演の目黒さんと高橋さんの印象を聞きました(前後編の前編)。    

塩野瑛久「鹿島を魅力的に見せたい」繊細な特殊メイクにも注目!

――出演の話を聞いた際は「まさかの被り物オファーにワクワクが止まらなかった」そうですね。

被り物の役でお声がけいただけるなんて、なかなかないことかなと思いました。そういう意味でもすごく挑戦しがいのある役だと思いました。鹿島は、原作では数いる敵の1人ですが、映画では坂本に大きく立ちはだかるキャラクターなので、魅力的に見せられるよう頑張ろうと思い、役をお受けしました。

映画『SAKAMOTO DAYS』より

――予告編で公開されているバトルシーンは大迫力ですが、撮影はいかがでしたか?

大変でした。原作の表現をリスペクトしつつ壮絶なバトルに見えるよう、アクション部の方々があの手この手で考えてくださいました。自分の出演シーン以外の撮影は見ていなかったのですが、「原作のあの部分はどう表現するんだろう?」と思っていたところも、編集後の映像を見たら忠実に再現されていて驚きました。

――鹿島は体中が武器でできている改造人間で、顔や手にはツギハギがあります。特殊メイクの感想を聞かせてください。

ツギハギはただ描いているのではなく、よく見ると凹凸があるのですが、これが意外と大変で。体温が上がると(特殊メイクの素材が)柔らかくなってベタベタしてしまうんです。撮影ではポケットに手を突っ込む仕草もあり、特殊メイクが衣装に張り付かないよう、上からパウダーをたくさんまぶしたり、撮影の合間はグローブをはめて保護したりして過ごしていました。

鹿島を魅力的に見せられるよう、キャスト・スタッフ一丸となって臨んだことが伺えます。さらに、「注目して観ていただけたらうれしい」という、塩野さんの芝居のこだわりポイントも聞きました。