水上恒司さんとユンホさんが激しいアクションシーンの舞台裏を語りました。

ハリウッドにも進出した韓国の人気俳優、マ・ドンソクさんが型破りな刑事を演じ、韓国で累計4000万人を動員した『犯罪都市』シリーズ。そのユニバース化となる『TOKYO BURST-犯罪都市-』が公開中です。

今作の舞台となるのは新宿歌舞伎町。元暴走族の総長で新宿中央署組織犯罪対策課のルーキー刑事・相葉四郎が、韓国警察庁の刑事・チェ・シウとバディとなり、国際手配犯と死闘を繰り広げるノンストップ・アクションエンターテインメント超大作です。

『TOKYO BURST-犯罪都市-』より

めざましmediaは主人公の相葉に扮した水上恒司さんと、チェ・シウ役のユンホ(東方神起)さんにインタビュー。撮影の思い出やアクションシーンの裏側などを聞きました。(前後編の前編)

水上恒司 ユンホやオム・ギジュン、福士蒼汰は“いいお兄ちゃん”

――『犯罪都市』シリーズはこれまで全4作が制作されている人気コンテンツですが、話題作を背負うプレッシャーはありましたか?

水上:作品を背負う立場は表向きには演者ですが、本来、そういうものは制作の方々にお任せしてもいいのかな、という思いもあって。それでも、意識せざるを得ないというのが正直な心境です。

とはいえ、必要以上に気負いすぎるとよからぬ方向に進んでしまう可能性があるので、まわりの方の力を借りながら、自分がやるべきことを全うしなければという思いで臨みました。

ユンホ:僕の場合は『TOKYO BURST-犯罪都市-』がどうというより、日本映画に出演すること自体が初めてなので、皆さんに迷惑をかけずに頑張らなければという思いが強かったです。

そして、せっかくのユニバース化作品なので、「新しい作品をつくろう」という覚悟をもって楽しみながら撮影をしました。

左から)水上恒司、ユンホ

――相葉とチェ・シウが相棒となり、福士蒼汰さん演じる村田とオム・ギジュンさん演じるキム・フンと対立するさまが描かれましたが、現場の様子を教えてください。

水上:4人の中では僕が一番年下なので、皆さん“いいお兄ちゃん”という感じで、たくさん面倒をみてくださいました。空気感としては、作品に携わるマナーや礼儀、まわりの人へのリスペクトが当たり前に存在している現場だったという印象ですね。

ユンホ:4人の関係性もそうですが、キャストが皆、役柄を自分なりに研究していて、いい映画をつくりたいという強い一体感がありました。明確な理由はわかりませんが、おそらく水上くんの存在と、内田英治監督のパワーからくるものなのではないでしょうか。

福士蒼汰(左)とオム・ギジュン(右)『TOKYO BURST-犯罪都市-』より

印象に残っているのは、福士さんが合間に韓国語の勉強をずっとしていたこと。

そして、オム・ギジュンさんは長く第一線で活躍されている有名な俳優さんなので、僕は正直ちょっと緊張していたのですが、キャラクターに向き合うストイックな姿勢が圧巻で、一緒に演じられたことが本当に光栄でした。

――4人の間にはどのような空気が流れていましたか?

ユンホ:僕から見て水上くんと福士さんは、最初はあまりいい雰囲気ではなかったと思います。本番前に少し会話をしていることはありましたが、宿敵という関係性に合わせて、あえてそのような距離感で接していたように見えました。

そして、僕とオム・ギジュンさんも同じです。本番以外では「お兄さん」と声をかけ、親しく話していましたが、緊迫したシーンでは距離をとって、「OK!」の声とともに元に戻って、というような感じでした。

『TOKYO BURST-犯罪都市-』より

水上:「今日がクランクインです」という状況であっても、直後に撮るシーンは役柄としての関係性や経験が積み重なってのもの。どんな作品にもいえることですが、僕自身の撮影スタイルはほとんど変わらず、基本的には相手の方とあまり会話しないタイプです。

もちろん、まったく口をきかないわけではなく、ただ、周りの皆さんは経験豊富な方ばかりで、その中に入っていく立場として、むやみにしゃべっている場合じゃないというか。自分がやるべきことや、何が足りていないのかを考えている時間が多いのだと思います。

『TOKYO BURST-犯罪都市-』より

しかし、アクションは自分だけでは成立しないものなので、必要なコミュニケーションはしっかりとっていました。そういう意味では今回の現場も自分のスタイルを保ちながら、皆さんと関係性を築くことができた現場だったと思います。