<第9話>雨(永野芽郁)が生きる決意!太陽(山田裕貴)が誰かと幸せになる未来のために…
逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)からのプロポーズを受け入れ、2人だけで結婚式をする。だが、実は雨は2人で用意した婚姻届を出していなかった。あと1ヵ月したら太陽の前から姿を消す決意をした雨は、その間だけ、太陽の奥さんでいたいと願っていた。
太陽は、妹・春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を渡される。父・陽平(遠藤憲一)が、母の顔を知らない春陽のために、明日香の実家に頼んで送ってもらっていのだ。それを見て驚く太陽。写真に写っていたのは、雨のそばにいるあの世からの案内人・千秋(松本若菜)だった。
雨にも千秋の写真を見せる太陽。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。するとそこに案内人・日下(斎藤工)が現れ、やめたほうがいいと忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、と言うのだ。
一方、望田司(白洲迅)は、春陽に会いに行き、雨が婚姻届を出していないことを伝える。春陽は、雨から連絡をもらって知っている、と返すと、全部自分のせいだと続けた。司は、自責の念にかられる春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、次は聴覚も失ってしまうのだろうと告げ、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言するが…。
(3月6日更新)