12月といえばクリスマス!キュートなお菓子の家作りに挑戦する人もいるのではないでしょうか。中には、お菓子の家ならぬ“おつまみの家”も…!?
生ハムやカルパスを使ったベンチといった、大人の夢が詰まったような手作りの家に、「解体作業に参加したい」「クオリティエグくて最高」など、27万以上のいいねがつくほど大きな反響を呼んでいます。(2025年12月1日時点)
生ハムやカルパスでベンチも!?制作過程に注目
今回“おつまみの家”を制作したのは、関西を拠点に活動している人形作家・藤本晶子さんと、友人でミニチュア作家のぐるさん。
きっかけについて伺うと、藤本さんは「『我らが遊ぶって飲むか作るかしかないよ』となって思いつきました」と、“お酒好き”ד物作り”が合わさったことで案が浮かんだんだとか。
それでは早速、初挑戦した様子を収めた制作動画を見ていきましょう!
まずは、ちくわの穴にきゅうりを差し込んだ「チクキュー」を15本。また、チーズを入れた「チーチク」を10本と、手際よく進めていきます。
一体こんなにちくわを使って、どの部分を作ろうとしていたかというと…?
なんと、おうちの壁部分だったようです!立てた竹串に互い違いにちくわを、5段の高さにまで刺していきます。
扉はカットしたフランスパンを使うようで、微調整を繰り返しながら ちくわとうまく組み合わせていきます。長いちくわを短くカットし、バランスを見ながらくっつけるようです。
上の屋根を支えるために、三角形に切ったフランスパンもつなげます。
反対側も完成させた様子を見ると、ちくわではなく魚肉ソーセージバージョンに!
こんがり焼き上がったパンとの相性も良さそうです。
さぁ、どうやってここから家に仕上げていくのかというと…?
見事な長方形の“おつまみの家”になってきています!!
どうやら、扉の上に付けたフランスパンそれぞれから、竹串を中に向かって刺しているようです。竹串がまっすぐキープできるよう、竹串の先端が重なり合う箇所に小さくカットした魚肉ソーセージで固定しています。
家の成形がうまくいきそうなため、いったん側面を冷蔵庫で保管し、続いて作ったのは…?
小さなベンチを手作業で制作している姿が!包丁でカットしたドライソーセージ「カルパス」を使い、つまようじで背もたれや足部分など固定します。
かわいらしいベンチの上には、何やら動物が座っている様子。うずらの卵でしょうか、耳がひょこっと生えていることが分かります。
“おつまみの家”を彩る動物が完成したということで、家の最終仕上げに!
屋根のどだいを作るため、さきほど魚肉ソーセージで固定していた竹串のうえに、きゅうりを設置。
薄くスライスした大根で屋根のどだい部分を作り上げます。
ここからカラフルな瓦もつけ…動物たちを並べていき…買い出しから完成まで計6時間ほどかかった“おつまみの家”はどんな姿になったのでしょうか?
