ナレーション収録を終え、「ひろこばぁちゃんに来てほしい」と話す黒木さん。片付けの様子を見て感じたことや浩子さんの印象、片付けは「苦手」という黒木さん自身の整理整頓などについて聞きました。
黒木華「新しく何かを始めるのも、部屋を片付けるのも、体力や勇気がいる」
――“ひろこばぁちゃんのお片付け”を見ての感想を聞かせてください。
とても素敵なお仕事だと思いました。単に整理整頓をするだけではなく、依頼者の方のお話を聞いて“心の整頓”もしてくださるところが良いなと思います。片付けることによって、今の自分が置かれている状況がクリアになったり、未来が見えたりするというのをすごく感じました。
――浩子さんの印象はいかがでしょう?
大きなパワーをもらえる方だと思いました。さまざまな人生経験をされているからこそなのかもしれないですけど、依頼者の方に考えを押し付けるのではなくフラットで、思わず話したくなるようなお人柄だと感じました。ご自身は「おせっかい」とおっしゃっていましたが、依頼者の方たちにとっては必要な存在なのだと思います。
――浩子さんは波瀾万丈の人生を送ってきました。
ご両親と義理のご両親、一気に4人の介護をして、旦那さんの会社の借金を返済して経営を守り、さらに息子さんも育て上げて…相当な能力がないと、できないことだと思います。
――依頼者の方はみなさん、浩子さんに出会って大きく変わります。
部屋を片付けることによって、自分が本当は何をしたいのかが見えるように導いてあげる。これは、なかなかできることではないと思いますし、依頼者のみなさんも前向きになれて素敵だなと思いました。新しく何かを始めるというのも、部屋を片付けるのも、体力や勇気がいることだと思うので、そのきっかけを作ってあげる浩子さんは素晴らしいと思います。
――映像を見終わり、すぐに自宅を片付けたくなりました。
本当にそう思います。私も家に帰って片付けようと思います(笑)。お仕事の資料がかなり増えていくので思い切って捨てるようにしていますが、忙しいと、部屋をおざなりにしてしまうので…。
――黒木さんは、片付けは得意なほうですか?
苦手なんです。だから、ひろこばぁちゃんに来てほしいです(笑)。
――ひろこばぁちゃんに片付けてほしいものや、聞いてみたいことはありますか?
本やDVD、あとは文房具が好きでどんどん集めてしまうのですが、「いらないんじゃないかな?」と思いながらも捨てられなくて…。そこに、自分でも気づいていない思いが隠れているのかなと今回映像を見て思ったので、聞いてみたいです。
また、浩子さんは今までたくさんの方にお会いしていると思うので、人との関わり方や、浩子さんの人生そのものも気になります。
――本やDVDは相当な数をコレクションしているのですか?
そうですね。引っ越しのたびに整理はしていて、結構捨てたほうなんですけど…でも、一度処分したのに、やっぱりどうしても手元に置いておきたくて、同じものを買ってしまうこともあります。「捨てたのにな」って思いながら(苦笑)。
――片付けをすることで、気持ちが変わった経験はありますか?
あります。部屋が散らかっているとソワソワしてしまいますし、今自分は何をするべきなのかはっきり見えてこない気がして。私はつい洗濯物を溜めがちなのですが、片付けて元の場所にしまうと、探していたものが見つかったり、「これ持ってた!」と忘れかけていたものを見つけたりします。そういうところでも、心が整って余裕が生まれる気がします。
――浩子さんは常に「どういう自分になりたいか」を依頼者に問いかけていました。黒木さんはいかがですか?
私は「かわいいおばあちゃん」になりたいと、ずっと思っていて。できるだけ、いろいろな経験をして、その中で刻まれていくシワや生き様を大切にして、かわいくてイケてるおばあちゃんになりたいです(笑)。
予告動画&無料配信
YouTube「フジテレビドキュメンタリー」で、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。11月30日(日)13時40分~「私が片づけたいもの〜ひろこばぁちゃんと心のお片づけ〜」
11月23日放送「私の父のなれのはて2~全てを失った男の最期~」(語り:尾野真千子さん)が12月7日までTVer・FODで無料配信中です。
