<莉子 コメント>
――出演が決まったときは、どう思いましたか?
素直にうれしかったです。しかし、うれしいと思うと同時に「119番」という題材を扱うこと、そしてすでに愛されている作品に新たに参加させていただくことに不安も感じました。
私が今回演じさせていただく綿貫なずなという役は、今の自分の中にあるリアルな感情をプラスに生かせる役だと思っています。着飾らず、素直な気持ちを持って参加させていただきます。よろしくお願いいたします。
――『119エマージェンシーコール』という作品の印象は?
人生でなかなか触れることのない「119番」という世界を、身近に感じられる作品だと思います。知るきっかけを与えてくれる作品でもありますし、今後もし自分が119番をかける場面に直面したとき、どのように伝えればいいのか――改めて“声”の大切さを考え直したいと思える、日常に生かせる作品だと感じています。
――莉子さん演じる、綿貫なずなについて教えてください。
私は今回、指令管制員で働いている役ですが、社会で働く多くの方と通ずる部分がある役だと思います。一度はよぎってしまうような自分に対しての存在意義や、働くことに対しての不安を持っている女の子です。私自身のリアルな気持ちも大切に、繊細に、丁寧に作り上げていきたいと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
実際に現場見学をさせていただいたり、スタッフ・キャストのみなさまとお会いするなかで、作品への実感が少しずつ湧(わ)いてきています。不安もありますし、日々新しい情報が入ってきて混乱しつつもありますが、みなさんと手と手を取り合って撮影を進めていきたいです。
お正月の放送ということで、一人でも多くの方にこのドラマが届き、救える命が増えるきっかけになればうれしいです。家族や大切な人と一緒に見ていただきたいです!よい年明けにできるよう頑張ります。よろしくお願いします!
