<八木莉可子 コメント>
――八木さんが思う『終幕のロンド』 の魅力を教えてください。
いろんなカタチの愛が描かれているところにあると思います。誰かが誰かを思う気持ちが描かれていて、そのカタチはさまざまであれど、見ている自分も大切な人とのことを今一度考え直す機会になるな…と。
そして明日が、1秒先が、必ずしも存在するわけではない、と教えてくれるお話でもある気がします。私自身、台本を読んでいて、生きているうちに伝えなきゃいけないこと、今生きられていることの貴(とうと)さなどを再確認させていただいた気がします。
――周囲の反応・反響はいかがですか?また、ゆずはを演じるにあたり、意識していることがあれば、教えてください。
いろんな方から反響をいただいています!特に『終幕のロンド』は、いろんな世代の方が見てくださっている感覚があります。若い人から大人の方までいろんな方から感想をいただいて、とてもうれしいです。
ゆずはを演じるにあたり意識したことは、ゆずはの持つ二面性です。先天的に持った感性の豊かなゆずはと、後天的に持った周囲を警戒したりコミュニケーションをとるのに抵抗があったり、相反する二面性をどちらも大切にしたいな、と思いながらお芝居させていただきました。
それと、話が進むにつれ、そのゆずはの二面性が少し和らいでいくところにも注目してもらえるとうれしいです。
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
大先輩もたくさんいらっしゃる現場でしたが、本当にアットホームな空気が絶えず流れているすごく素敵な現場でした。
撮影の合間には、「Heaven's messenger」のみんなで椅子に座って和気あいあいとお話をして、そのあたたかさがドラマ本編にも映っている気がします。
草彅さんが自分のお気に入りの古着をたくさん現場に持ってきて、1枚1枚、その古着のかっこいいポイントを塩野(瑛久)さんと長井(短)さんと小澤(竜心)さんと私に教えてくださったときもありました。
――撮影を乗りきるための八木さん自身のリラックス方法、最近の楽しみなどを教えてください。
私のリラックス方法は、自然を見ることです。自然の多い場所に出かけるのもそうですし、お家に観葉植物がたくさんいるので、その子たちを最近は愛でています(笑)。
神社やお寺も木がたくさんあるので、行くのが好きです。
――第5話の見どころ、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
第5話は、ゆずはの心がとても揺れ動く回となっています。同時にゆずは自身が、自身の殻を破って大きく変化し、成長する回でもあると思います。ぜひその姿を見届けていただけると、うれしいです!
