主演・北村有起哉さん×共演・仲間由紀恵さんによる、木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』第2話が10月16日に放送。あん(仲間)の心の叫びに、多くの共感が寄せられました。(※ネタバレあり)
本作は脚本家・岡田惠和さんの最新作。二人の子を持つ小倉渉(北村)と、その妻・あん(仲間)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディです。
あん(仲間由紀恵)の叫びにネット「産後うつだったのか」「子育てしんどいよね」
あんは「子どもが二十歳になったら離婚する」という過去の約束が生きていることを夫の渉に打ち明けますが、渉はそのつもりがまったくなく、心底驚きます。2人は言い争いになりそうだったため、寝ている娘のゆず(近藤華)にバレないよう家を出て、車に乗り込みました。
よく行く洗車場に車を停め、誰にも遠慮せずに言い争いを始める渉とあん。そのなかで渉は、19年前のことを思い返しました。

渉がケーキを買ってルンルンで帰ってくると、家の中は洗い物や散らばったおもちゃがそのままで、まだ乳児のゆずが泣いています。当時3歳の長男・順(小瀧望)はじっと黙ってその様子を見ています。
あんはケーキをはたき落とし、なぜ渉は外で仕事ができるのに、自分はここから動けないのか、このままでは子どもたちを嫌いになる、「別れたい!」と泣き叫びます。例の約束を取り付けて、離婚したらもう一度自分の人生をおくると主張。渉はその場しのぎのように「分かった、約束するよ」と軽く返事をしました。
このシーンに、SNSには「そっか産後うつだったのか」「ケーキ買う時間あったら、早く帰路について家事してほしいよね」「あんさん!めちゃ分かるよ子育てしんどいよね」「ワンオペに近い育児はホンマに大変…やったなぁ(遠い目…)」「産後の恨みは一生なんじゃないかやっぱり」と共感の声が殺到。

回想シーンから現在に戻り、渉は自宅であんと2人きりになりたくないため、永島慎一(草刈正雄)にまたホームパーティを開いてほしいと頼みます。
さとこ(阿川佐和子)、樋口奈央(小野花梨)、高村志保(石井杏奈)も集まりますが、そこで渉の画策がバレてしまい、再び渉とあんの言い争いが勃発。

あんは、渉のことが嫌いになったわけではなく、子育てをするなかで、母であること以外許されないと感じていたこと、なぜ自分だけ我慢しなければいけないのか、子どもではなく自分のことを考えるのは悪いのか、そして「母として生きるためだけに生まれてきたわけじゃない」と涙ながらに語りました。
そんなあんに、ネットには「わかるよ!!わかるよ!!すごくわかる!!」「どこいったって、母親のあんで渉の妻のあん…自分だけど本当に自分なのかってずっと思って生きてたんだろうね」「母以外の居場所がないって深刻な問題よね」「仲間由紀恵のセリフグサグサ刺さってきて涙とまらないんだけど…」といったコメントが寄せられました。