10月13日の閉幕まであと2日となった大阪・関西万博。1日20万人以上が訪れ、大幅な黒字が見込まれるなどまさに大賑わいですが、その盛況ぶりに一役買っているのが公式キャラクター「ミャクミャク」の存在です。
当初の不評は一変、「ミャクラー」と呼ばれるファンが溢れていますが、万博最終盤の今、ミャクミャクのお尻「ミャクけつ」人気に火がついているんです。
会場内にあるミャクミャクのオブジェでは、たくさんの人がお尻と記念撮影。
ミャクミャクの“おしり部分だけ”の公式グッズまで登場し、発売されるや否や入手困難に。
制作担当者を取材すると、お客さんが棚に置いたぬいぐるみのお尻の部分を見て「可愛い」と思ったのがきっかけで商品化を思いついたといいます。
いったいなぜミャクミャクのお尻「ミャクけつ」がこれほどまでに人々を魅了するのか?
認知心理学の専門家は、“ベビーフェイス効果”と“守ってあげたい気持ちの高まり”を指摘。
当のミャクミャク本人にも、「ミャクけつ」人気に気づいているのか、インタビューしました!
ミャクミャクの背後に多くの人…お目当ては「ミャクけつ」

10月9日、めざましmediaが大阪・関西万博を取材していると、ミャクミャクのオブジェの背後に人だかりが。

皆さんスマホを手にミャクミャクの後ろ姿を撮影しています。

正座で「いらっしゃいませ」と客を迎える別のミャクミャクの背後にも…

ミャクミャクの後ろ姿にカメラを向ける女性たち。

ベビーカーに乗った赤ちゃんも、ミャクミャクの後ろ姿とパシャリ。
来場客:このしっぽ(目玉)が可愛いから、あえてお尻と撮っていました。
そう、ミャクミャクの背後からカメラを向けていた人たちは、皆さんミャクミャクの可愛いお尻がお目当て!
実は今、SNSには「ミャクけつ」や「ミャク尻」という言葉と共にミャクミャクのお尻の写真がたくさんアップされているんです。
中には「大変魅力的なケツをしているので仕方ないですね」「しっぽをもぎりたいくらい可愛い」と、熱烈な言葉が綴られている投稿も。
万博会場内には大きなミャクミャクのオブジェが3つあり、“立ちミャクミャク”、“寝ミャクミャク”、“座りミャクミャク”それぞれポーズが違うので、いろんな「ミャクけつ」と記念撮影ができます。

西ゲートの近くにある「風の広場」には、寝転がり片手を上げている“寝ミャクミャク”。

寝そべっている「ミャクけつ」の目玉は、子どもの目線とバッチリ!

不思議そうに、目玉を見つめては離れ、戻ってきて、を繰り返していた男の子もいました。

ミャクけつは、子供の心も虜にするようです。